高処から眺めよ(アウレーリウス・自省録より) 下から眺める(柳屋小三冶)

物事を見るときには、余裕がほしいのですが難しいものです。状況が悪い時は、もっと下から眺めれば、いいのかも。

たわごと・3601

2016-11-09 08:41:39 | Weblog

 今日は、木枯らしが吹いて寒くなりました。

 事務所の周りを歩いていたら、家の隅に、あまり大きくない植木鉢に植えてある、柿の木に実が小さいのですが、10個以上つけているものがありました。すでに、葉が萎れてるのですが、千成柿とかのラベルがついていました。食用というより、盆栽仕立てなのですね。そういえば、自宅の近くの家にも、柿の木があって、実をたくさんつけていました。その家の人は、収穫もしないので、渋柿なのでしょう。ただ、我が家の柿は、渋柿なのですが、実が大きくて、渋抜きすると甘くなるので、毎年取って渋抜きをして、近くの好きな人も、上げています。東京なので、少し空気が悪いこともありますが、庭の奥に植えてあるし、銀座でもハチミツを取っているそうなので、東京産でも、ただ処分してしまうのは、もったいない感じがします。ただ、我が家の柿の木には、よく野鳥が来てついばんでいるのですが、多く実がついている木には、あまり、鳥が来ていないようです。干し柿などにしないと、渋が抜けないのかもしれませんが。
 本に、ある地方では、お嫁さんが嫁いでいくとき、柿の苗木を持参して、嫁いだ家の畑などに植える習慣があるそうです。その柿の木になった実は、お嫁さんが、干し柿にするとか手をかけると思います。柿の木も5,60年すると古木になってしまうので、そんな習慣がなくなると、田舎で柿をつるしてあるような風景も、なくなってしまうのかも知れません。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする