パシフィコ横浜はじめ、高層ビルの立ち並ぶ横浜の「みなとみらい21」。
その一角の河口に、人工干潟のある公園が。
「自然をつぶしてきた開発ではなく、生き物も人も住みやすい都市づくりを」と、
多くのひとの知恵と思いを凝縮して昨年春に完成しました。
その思いとはちょっとズレて、管理者である横浜市の安全第一の考えから、
せっかくの干潟も潮入りの池もふだんは立ち入り禁止に。
そこで「市民による生物調査」として、ハゼ釣り大会がひらかれました。
干潟で掘ったゴカイをエサに、その奥の潮入りの池でハゼを釣る!!
面白~い!!
ただの直立護岸なら、ボラとカキぐらいしか生き物はいない。
けれども、たったこれだけの干潟と池があるだけで、
ものすごい種類と数の生き物が、住めるようになっているのです。
しかも、青潮発生時の避難場所にもなっていることが、この夏の調査でわかったそう。
身近な自然は、美味しい自然。
1時間足らずでハゼ14匹、釣れました。
感謝の思いで丸ごと食べられる唐揚げに。
ごちそうさまでした。ありがとう。