港の条件とは「潮待ち風待ち」。
海の道の避難場所が、そもそも港。
柳井はその上農地も広くて、菜の花畑や水田を60町ももつお大尽がいたそうです。
菜種油の製造販売元のお屋敷が、資料館になっていて見学できます。
これがまあ、すごいスケールでした。
こういう町屋資料館は大好きで、あちこちで見てるけれど、奥行きの深さがものすごい。
どこまで行っても裏口に出ない・・・。
菜種工場、蔵、母屋、茶室、殿様用の別邸、寺子屋の先生の下宿、貸し長屋、
味噌蔵、鍛冶屋、中間(武家格なのでおつきの家来)屋敷などなど、雑多な施設がぎっしりと納まっています。
ここまでくると、ちょっとした町です。
鍛冶屋の道具。よくぞ残されていました。
右のしずく型の桃桶は、ひとつほしいと常々思います。資料館でしか見たことないですが。
玄関の上、軒に珍しい魔除け。西日本仕様?
タラノキですね、きっとこれは。ヒイラギと同じようにトゲの効果??
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