私の麻雀哲学として、麻雀は鳴かないで面前で打つことを基本にしている。
チーやポンして鳴くのは、安くても早上がりしたい時や、清一色、ホンイツに走る時だ。
だから、ジャンジャン、フルウチお姉さん、こけしちゃんに、麻雀教室で教える時にも、
面前の13牌のままでテンパったらリーチをかけて上がりを目指せと教えてきた。
理由は鳴くと上がった時の点数がかなり安くなるからだし、
それにリーチで上がることを基本にすれば、初心者には難しい役を覚えなくても上がれるからだ。
昨日1軍卓で打ってたイシガキお姉さんから、点数についての質問があった。
イ:『親で東東に發で上がったので、満貫でしょ?』
私:『ポンして鳴いてるでしょ、両方とも。
鳴いたら子でザンク(3900点)、親でゴッパ(5800点)』、と即座に答えた。
これは非常に面白い質問で、正確に答えると、答えは3通りあるのだ。
(1)東も發も両方ポンした場合
基本点20符+東ポン4符+發ポン4符=28符 切り上げて30符
30符3翻で子は3900点(ザンク)、親は5割増で5800点(ゴッパ)が正解。
(2)どちらか1つをポンして、どちらか1つがアンコウ(暗刻)の場合
基本点20符+ポン4符+アンコウ8符=32符 切り上げて40符
40符3翻で子は5200点(ゴンニ)、親は5割増で7700点(チッチ)が正解
(3)鳴かずに両方ともアンコウだった場合
基本点20符+ロン10符+東アンコウ8符+發アンコウ8符=46符 切り上げて50符
50符3翻は子で6400点(ロクヨン)、親で5割増の9600点(クンロク)が正解
鳴かずに打っていれば9600点が、両方とも鳴くと約半分の5800点にしかならないのだ。
鳴いていて、しかも3翻しかないのに満貫を主張するとは不届き千番、満貫なんてあり得ない。
イシガキお姉さんは私にピシャっと親ならゴッパと言われたから、内心では相当面白くなかったと思う。
2年間イシガキお姉さんの麻雀を見てきたけど、
お姉さんは風牌・三元牌をすぐポン(鳴き)し、しかもつねに先ヅモする悪い癖がある。
おそらく私に質問したのは、イシガキさんは親の満貫(12000点)を主張したけど、
コンノさんあたりから『そんなに高くない』と言われて、
じゃ2軍卓で打ってた私に聞いてみよう、となったのだと想像がつく。
私も同じ卓で麻雀していたのなら、私が即座に『ゴッパ』とジャッジしているけどね。
今朝も元気に目が醒めた、感謝感謝。
今日は在宅日。
テレビでも見ながらそこそこ在宅リハでもやるべーかな。
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