八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

顔面マヒとかつての宣告

2014年12月29日 11時28分52秒 | 脳幹出血
東北大学病院の医師からは顔面マヒだけは絶対直らないと宣告(参考)されたけど、
どうやらそんなことはないようだ。
このところ顕著になってきた回復点が2つある。
 ①痩せこけて動かなかったマヒ側の頬が、あっぷっぷの空気で膨らむようになった。
   また、動きは唇に近い頬だけだけど、唇とともにかなり動くようになってきた。
   最終的には頬だけではなく、マヒ目のまぶたを閉じる動きまで持って行きたい。
 ②歯についた食べ物のカスを、ベロを動かしてほぼキレイにできるようになった。
   特に上の奥歯の食べカスが取り難く、今までは爪楊枝、お茶でうがい、歯磨きなどで掃除していた。
   ベロ先を上に折り曲げて上の歯の表面を掃除することは、身体障害が重いほど難しいことなのだ。
   それがほぼできるようになり、地味だけどこれは非常に嬉しい。

(参考)衝撃のものもあるけど、この機会に全てを紹介する。
     ①私の脳幹(橋)出血の大きさ(500円硬貨ぐらい)からは、将来でも歩けるようにはならない。
     ②脳出血の定説では、後遺症は4ヶ月が過ぎると飽和・固定して以降回復しない。
        なお最近の学会では、3ヶ月以降は飽和・固定するとの学説が有力になっている。
     ③脳出血からくる顔面神経マヒは、将来とも絶対に直らない。
     ④私の当時のMRI写真からは、僅かながら大脳皮質の収縮の始まりが認められたことから、
       今回脳出血してなければ、アルコール性認知症になるのも時間の問題だったと指摘された。 
       7年間東京で単身赴任していたから否定できないけど、私とお銀の恐怖に似た心配事になった。
       その後16年間も断酒断煙と食生活を改善してきたから、今では完全に払拭できたと思っている。
       また、MRI写真は16年間毎年撮ってきたけど、その後は大脳皮質の収縮の指摘は一切ない。
       これがあったから、私は異常なまでに認知症を気にしてきたのだった。

早いもので、とうとう今年もあと3日となった。
コメント (2)
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