ビタミンP

苦心惨憺して書いている作品を少しでも褒めてもらうと、急に元気づく。それをトーマス・マンはビタミンPと呼んだ。

故郷の町を出て

2020年01月11日 18時36分12秒 | Weblog

人は、自分の暮らしている町で、当然自分が受けてしかるべきだと考える尊敬を得るために、

その町の外で成功する必要があるという不思議な現象・・・。

自分にふさわしい尊敬を得るために、人は自らが生まれ育った町を離れなければならない

という問題・・・。

だが果たして、

故郷の町を出て成功を収めたその人物の技量は、

彼が町にいた頃より上がっているのだろうか?

(ボブ・グリーン『Getting Out Of Town』)

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