きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

親切な人

2019-08-10 13:45:19 | ゆりのつぶやき


韓国に旅行に行くとなぜか親切な人にたくさん出会う!

たとえば韓国に旅行で行って「とても親切な人に助けられた」と
いう経験を持った人はとても多いに違いない。
今回は、たまたま釜山で出会った忘れられないハラボジの話をしてみましょう。

現れたハラボジ

釜山(プサン)に行って地下鉄の切符を買おうとしたときのことだ。
目の前の自販機は1万ウォン札(約1000円)が
使えないものだったのだが、あいにく1万ウォン札しか持っていなかった。
両替機がないかとキョロキョロしていたら、「ワシの出番だ。
まかせとけ」といった雰囲気で70歳くらいのハラボジ(おじいさん)が近づいてきた。
「日本から来たのか。そうか、そうか。釜山でたっぷりお金を使っていってね」
ハラボジは観光客誘致に人生を捧げているような感じで、
日本語で切符の買い方を一から説明し始めた。
ハラボジの好意を無にしたくなくて、そのまま黙って説明を聞いた。
まるで5歳の子供に切符を買わせるように、ハラボジの説明は細かかった。
ひと通り説明を聞いたあと、私は1万ウォン札を見せて「両替機はないか」と聞いた。
すると、ハラボジはズラリと並んだ自販機の左側を指した。


親切でお節介な人たち

1万ウォン札を入れるとポコッと出てきたのは、
漫画で幸せそうな家族を描いたカラフルなカードだった。
あわてて、さっきのハラボジが寄ってきた。
「アンタ、それ、宝くじだよ。両替するなら、その右の機械!」
確かによく見ると、両替機は宝クジの機械の右側にあった。
それにしても、機械の配置があまりにまぎらわしい。おかげで、
釜山に来て初めて買ったものが「宝クジ」という有様になった。
「ハラボジ、さっそく釜山でお金をたくさん使いましたよ」
そう言うと、ハラボジは「当たったら私にも分け前をくれよ」と
言って満足そうに大笑いした。
ようやく切符を買い終わると、ハラボジはもう別の観光客の背後に忍び寄って、
何かあればサッと駆けつける態勢を整えていた。


「あなどれないね」そう思った。
こういう親切でありお節介な人が、ソウルや釜山にとても多い。
かくして、観光客は韓国の人たちの情にたっぷり触れるのである。


親切な人にたくさん逢ってますよ・・・・
だから、半日といっても、一部の人だけだといつも思ってます。
ハルボジに日本語で話しかけられた事もあります。
「僕は日本が大好きなんだ」と話してました。
それで、日本語を勉強したと・・・・