きつねゆりセカンドハウス

きつねゆりは「グロリオサ」の和名です。
あの方の復帰を願いながら、
ぶつぶつつぶやいています(o'.'o)

ハングルの日

2017-10-09 11:32:53 | ぺ・ヨンジュン


10月9日は韓国の「ハングルの日」

朝鮮王朝の4代王・世宗(セジョン)が1446年に公布した文字が現在のハングルだ。
当時は訓民正音(フンミンジョンウム)と呼ばれ、
「正しい音を民に教える」という意味を持っていた。

官僚たちが普及を妨げた

歴史的にみると、訓民正音が作られる以前に
朝鮮半島には正式な文字が漢字しかなかった。
それゆえ、庶民は大変だった。
学習する機会がなかったので、難しい漢字を覚えられなかったのだ。
さらに、漢字では朝鮮半島の人々の発音を正確に表すことができなかった。

そうしたことを心配した世宗は、
有能な学者たちを集めて1443年に訓民正音を作って1446年に公布した。
そのときの訓民正音は、人間が発声するときの口や喉の形を
記号に置き換えた母音と子音の28字で成立していた。
漢字に比べるとマスターするのが簡単で、庶民でも覚えることができた。
それなのに、官僚たちの多くが訓民正音に反対した。
漢字は特権階級にとっては身分を保証する権威的な文字で、
彼らは易しい訓民正音が普及したら困ってしまうのだった。

2013年から祝日

特権階級が訓民正音に反対したせいで、
朝鮮王朝時代には訓民正音がなかなか広まっていかなかった。
さらに、訓民正音は官僚たちによって「諺文(オンムン)」と呼ばれた。
「諺」という漢字は、「民間に広がる通俗的な語句」といった意味なのだが、
同時に「粗末な」という意味合いがある。
このようにして、近代に至るまで訓民正音は軽んじられてきた。

19世紀の末、朝鮮半島が列強国の圧力を受ける中で、
民族の誇りを取り戻すという意味で独自の文字が重宝されるようになった。
そうした中で訓民正音はやがて「偉大な文字」という意味を持つ
「ハングル」と呼ばれるようになった。
ハングルは1945年に植民地支配から解放されてからは、
公式文書でも使われるようになり普及が進んだ。
1970年、世宗が1446年に訓民正音を公布したと推定される10月9日が
「ハングルの日」になった。
当初は祝日であったが、祝日を減らす流れの中で1990年に祝日でなくなってしまう。
しかし、2013年から再び祝日になって今に至っている。

文=康 熙奉(カン ヒボン)


日本は体育の日、韓国はハングルの日なんですね。
世の中は連休ですが、私は今日も仕事です。
自分にファイティ~ン・・・

ヨンジュン情報は特別なしの日々です。