きっちん

いろんな料理に挑戦中

心肺蘇生法の流れ

2011-03-13 12:46:03 | 日記
テレビを見ているとあまりにも無残な光景ばかりで、
自分がどうしていいのか、何かしなくてはいけないのではないかと落ち着きません

 今、このブログに何を書けばいいのだろう。
何の役にも立たないこのブログに、何の意味があるのだろう
迷いながら、それでも昨日も多くの方がこのブログを読んで下さっている
もしもこのブログを通して、今、不安な気持ちを持っている誰かの心に少しでも光を当てることが出来たら
そんな大それた気持ちでいます。
 心配していた方々のうち新潟のS氏、仙台のO氏と連絡がついてちょっと安心出来ました

丁度今日、地元の消防署が心肺蘇生法の講習を開いてくれていましたので、行ってまいりました。

「いざという時、あなたは祈るだけですか?」というフレーズが心に響いたのです。今、自分がもどかしいのです

頭で分かっているつもりの事と実際に出来る事とは大違いでした
2回めの参加ですが、参加して良かったと思います


教えて頂いた手順を復習方々、書いてみます

・倒れている人を発見・・・(近づく前に周囲の安全確認をする)

・反応を調べる・・・  (肩をたたきながら耳元で呼びかける)

・助けを呼ぶ・・・   「だれか来て下さい!」と、大きな声で人を集める
              話かける人の目を見て「あなたは、119番通報して下さい」と指示する
              別の人に「あなたはAEDを持ってきて下さい」と指示
・気道確保・・・    片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指であごを持ち上げ、気道を確保する。
            (ラジオ体操時に首をそらせる時のイメージ)
・呼吸を調べる・・・  気道を確保した状態で自分のほほを相手の口、鼻に近づけ、目線を腹部に向け腹部の動きを見る
                    腹部の動きで呼吸の有無を判断            

*胸骨圧迫・・・・圧迫部位は胸の真ん中(左右の真ん中で、かつ、上下の真ん中)
                    乳頭と乳頭を結ぶ線あるいはわきの下に指を入れた時の腕の位置
         圧迫部位に手のひらの付け根を置き、もう一方の手をその上に重ねる
                    (両手指を互いに組むとより力が集中する)
         圧迫するのは手のひらの付け根部分で行う。(手のひら全部では無い)
        
         1分間に100回の早さで連続して行う。(時計を見ながら、一度数えてみるといいですね)
 
         肘をまっすぐに伸ばし、体重をかけ、胸が4~5㎝沈むほど強く圧迫する
      
         圧迫と圧迫の間は、胸がしっかり戻るまで十分に圧迫を解除する

・AEDは電源を入れると、操作方法を音声で指示してくれます
 なので、ここでは省略させて頂きますが
 床が濡れていること、患者に触れていることは絶対に無いように注意が必要です。


胸骨圧迫は脳に酸素を送るために最重要なことなので、
救急隊員が「替わりますよ」と言って隣に座って用意する時まで続けなくてはいけないそうです

今では人口呼吸ではなく、胸骨圧迫が、最も有効な救命行為とされているようです
脳に酸素がいかないのが致命的
*救急車が到着するまでの約7分に命が助かる可能性を握っているようです
つまりは、居合わせた我々の処置にかかっているということです


いざという時の為にご一読頂けたら嬉しく思います


今日読んだメルマガ(牧野内大史さん)で心に残ったこと
「意識にはほんの些細かもしれないけどパワーがある
 自分自身のバイブレーションを高く持って
 あなたが安心そのものになって、怖がっている誰かに分けてあげよう
 大丈夫、安心、きっとうまくいく・・そんな意識を被災者のみんなに向けて解き放とう」

それは、本当に微々たるものかも知れない。
でも、今ここにいる私達に出来ることがあるなら、しない訳にはいきません
恐怖を共有するだけではない何か
きっと、今ここに居る私達には被災された方々とは違う役割があるのでは・・・・