墨工房日記

墨職人の楽しみながらの、奮闘記

田舎の里は動物園その2

2007年08月03日 | Weblog
今朝の朝刊の見出しに『人口の半分超、3大都市圏に』
ずいぶん、都会に人が集まっているのですネ
都市圏への資源の集中が経済成長を促す等など、肯定的な意見が多い
反面、田舎では限界集落が増えています。限界集落って知っていますか?
平均年齢が65歳以上で10年後には消滅する恐れのある集落だそうです。
工房のある旧大塔村地域では7ツあります。
田舎では、農業、林業共に不振で若い人は住みたくても暮らしていけません。
さらに、野生の動物との格闘でジリジリ勢力圏が狭められています。


写真は人家の近くの畑ですが、要塞のように守られ、この中で作物を栽培しています。  西部劇の砦のよう!!


背後の雑草ボウボウの荒地は畑ですが、廃棄しました。
これが、野生と人間との最前線です。
今年のサラリーマン川柳 “犬はいい、崖っぷちでも 助けられ”
都会のなんとなく浮かれている姿が目に浮かびます。
でも、田舎はいいですよ!本当に!!