墨工房日記

墨職人の楽しみながらの、奮闘記

山笑う

2008年04月19日 | Weblog
桜の季節も終わり、
若葉か目に沁みる季節になりました。

往く花を、見送る山の、笑いけり ( なっぴいさん)


私の工房は山々、木々に囲まれた中にあるので、この時期には
眠りから覚めた・・・何ともいえない、腹のそこから湧いてくるエネルギーを感じます。



毎日、毎日若葉が茂り、山がモコモコと膨らんで生きます。
山が笑う・・・寒い冬を乗り越え、自信に満ちた高笑いが聞えます。

色もくすんではいますが、赤~緑~茶色と変化に富んでいます。

雑誌の家庭画報の通販で、
茶色っぽい色を集めた、彩煙墨五本セット(茶墨系)を
〝 春色 〟と表現しました。

ナカナカ、当を得ている色合いだと思います。
彩煙墨五本セット(茶墨系)

紀州松煙ロゴ

ゴーデンウィイークの催し

2008年04月15日 | Weblog
お知らせです♪

ゴールデンウィークの予定はいかがでしょうか?
私は
4月29日(火)~5月6日(火)に大阪・そごう心斎橋本店で行なわれる、
催事に出展いたします。

催事内容は

“大アンティーク祭&こだわり職人展”

会期:4月29日~5月6日
場所: 大阪心斎橋そごう本店・14階ギャラリー

アンティーク業界の第一人者である岩崎紘昌(テレビ・なんでも鑑定団でおなじみ)
が監修のもとのアンティーク祭と日本全国の職人が実演を交えながら、
自慢の逸品を展示販売いたします。

きっと楽しい催しです。
遊びに来てください。

紀州の花見  その2

2008年04月11日 | Weblog
8,9,10日に東京から友人達が訪ねてくれました。
熊野古道を案内し、紀伊半島の和歌山県寄りをグルット廻りました。

ちょうど、桜が満開から散り始めですばらしい風景をプレゼントできました。
特に印象に残ったのは、

本宮大社の大鳥居と那智の瀧です。
大鳥居は新しくできたもので、

高さ43メートル、幅34メートルと巨大で
造った時は日本一、現在は2番目だそうです。

大鳥居と桜・菜の花の組合せが、素敵でした。


那智の瀧に行ったときは生憎の雨模様でしたが、
ときおり懸かる、霧がいっそう那智の滝を神秘的にしてくれました。

10日には大雨が降り、紀州の花の季節は終わり、
イヨイヨ、新緑・若葉の季節を迎えます。

紀州の花見

2008年04月08日 | Weblog
5、6日の日曜日は、絶好の花見日和でした。
大阪の友人達と、花見の梯子をしました。

当地には、桜の名所がたくさんあり、多くの花見客でにぎわいます。
でも、都会の花見客に比べればパラパラですが・・・


先ずは、動鳴気(ドウメッキ)公園、
池の周りの桜が満開です!!


平草原・・白浜の高台にあり、桜のほかイロイロの花が咲く乱れ、
一押しの花見会場です。


次は、上富田町にある富田川の河川敷にある公園、
桜のみならず、菜の花が満開で黄色いじゅうたんを敷いたようです。
河原で遊び、花が楽しめます。


道路を挟んだ田圃にはレンゲの花が満開!!
田圃では田お越し(田植えの準備で土を掘り起こす)作業が始まっています。
とても、牧歌的な風景♪


最後は、旧中辺路町の高原地区に登り、紀州の山々を眺めました。
高原地区には俳優のイイデス・ハンソンさんが住んでいます。

田舎はイイナ!!

2008年04月02日 | Weblog
大阪・心斎橋そごう百貨店で行なわれた、
“和歌山こだわり名品展”
が終わり、紀州に一週間ぶりに帰りました。
とても盛況で、ありがとうございました。

帰って、驚きました!!



工房の周り一帯で、一気に春が来ています。
桜は八分咲き、椿、水仙、木蓮、柴桜・・・ナドナド

木々は新芽が出て、黄緑色

工房の斜面にはわらびが顔を出しています。
このわらびは、毎年、まいねん楽しみで、



わらびご飯にしていただきます。

都会で一週間過ごしていたら、田舎の空気がとてもいとおしい♪