墨工房日記

墨職人の楽しみながらの、奮闘記

日本一、短い川

2008年10月27日 | Weblog
なにやら・・・暗いニュースが多いです。
26年ぶりの何とか・・かんとか
先行きが見えにくい世の中になったようです。

少し楽しい、話題がありました。

和歌山県那智勝浦町を流れる“川”
名前は『ぶつぶつ川』



なんと、長さが日本で一番短く、13.5メートル、巾1メートル
自動車3台分です。

この川が、和歌山県から10月に2級河川として指定されました。
もちろん、以前から存在していましたが、認められてはいなかったようです。

この“ぶつぶつ川”は13.5メートルの間から“ぶつぶつ”と湧き水が出ており、
自然な水源を持ち、流れている為に川だそうです。

ぶつぶつ川はその後に粉白川に流れ込みます。
粉白川も長さ360メートルで太平洋に注いでいます。

ぶつぶつ川の水はとてもきれいで、飲料水に使えます。

和歌山県には日本一長い、2級河川もあります。
日高川!!
長さ127キロメートル

おもしろいことです。

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故郷・静岡

2008年10月20日 | Weblog
先日、故郷・静岡市に帰省しました。
両親が高齢になったので、機会をみつけては顔を見せに行きます。

今回は久しぶりに、清水の観光をしました。
清水といえば、先ずは日本平!!

正面に富士山が・・残念

清水港と美保の松原、それから富士山の勇姿が一望できます。
幼い頃は、遠足は歩いて日本平が定番でした。

残念ながら、富士山は雲間に隠れて見えませんでしたが、
十分に存在感を感じました。

次は、日本平から久能山東照宮に行きます。
日本平と久能山にはロープウェイがかけられており、

 
5分ほどで渡れます。

東照宮は徳川家康を祭っている神社です。
運良く、

  ピカピカです
50年に一度の、改修が済んだばかりで、とても美しかったです。
久能山付近の海岸線では石垣イチゴが栽培されており、

今、12月のクリスマス、1月からのイチゴ狩りに向けて、
苗を植えているそうです。

次は、美保の松原です。
ココも、良く遠足で行きましたが、


名所の“羽衣の松”が老齢で痛んでおり、気になりました。
でも、

 跡継ぎの松
10年ほど前に跡継ぎの松が遺伝子工学の力を借りて育っておりました・・・が・・・
まだ、2メートル足らずで、現役の松に頑張ってもらわねばなりません。

私には清水市は平成の大合併で静岡市に吸収され、寂しさもあります。

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長野・白馬への旅

2008年10月08日 | Weblog
10月3~5日に長野県白馬村に行ってきました。
友人の絵手紙作家・宮脇泰彦さん(みやちゃん)の個展が白馬村で開催されたので、

憧れの信州に・・

大阪からバスを仕立て、20人あまりのツアーです。

 安曇野ちひろ美術館入口

途中、安曇野にある“いわさきちひろ”の安曇野ちひろ美術館に立ち寄りました。
自然豊な信州の広大な敷地の中にあり、展示作品も多く、ユックリ楽しめる美術館です。

  やまびこ

宿泊は、みやちゃんのお兄さんが経営する“ペンションやまびこ”
ココで個展が開催されています。

 ペンション付近は晩秋の装い

付近はペンション銀座で100以上のペンションがあるそうですが、目当てはスキーのために、この時期は開店休業状態のようです。
近くに、岩岳スキー場がありシーズンは相当な人出のようです。

2日目に私の一番の楽しみ!!白馬岳へのトレッキンがありました。

麓までバスで行き、

 麓の山小屋

そこから万年雪の大雪渓まで片道2時間あまりのコース!

  ななかまどの実

ほんとに運が良いようで、快晴の天気です。

  白馬の勇姿
 
この時期はナカナカ晴天で見晴らしがよい日は少ないようです。



大雪渓の雪にタッチして下山しました。

  

3日目はみやちゃんの特別講習があり、ケシコムはんこに挑戦しました。

昼頃には天気は曇り、大阪に着いたときは大雨でした。
ちなみに、白馬岳の由来は、遠くから見た雪渓の形がが白い馬に似ているとこらから来ています。

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彼岸花

2008年10月02日 | Weblog
在所の小川集落、工房の庭には彼岸花が満開状態です。
葉が無く、地中よりいきなり、花の付いた茎が出ています。



強烈な赤色、お墓の近くに咲いていたなどの思い出があり、
なんとなく、あの世の花のようで気の毒な花です。

さらに、球根に毒が含まれていると聞いて、敬遠します。

3~4日で枯れてしまい、
何も残りません・・・が・・・茎も枯れて跡形も無くなってから、
その跡にのびる、ネギのような草がいっぱい生えます。

知りませんでしたが、これが彼岸花の葉だそうです。
隣町の上富田町の公園で白い彼岸花が咲いているとの話で、見てきました。



こちらは、赤を白に変えたままの姿、園芸種で栽培しています。
さらに、黄色の彼岸花もあるようです。

赤と混植したら美しいでしょう!!
名前の由来は秋のお彼岸の時期に開花するから~~

花言葉は
悲しい思い出・想うあなたは一人・また会う日を楽しみに
それぞれの意味があるようですが、すべてに当てはまる、

不思議で素敵な花です。

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