墨工房日記

墨職人の楽しみながらの、奮闘記

梅の花が咲き出しました

2008年01月31日 | Weblog
紀州でも、ココ1週間は寒い日が続いています。
でも、春のたより!!

紀州の山々で梅の花が咲き出しました。



まだ咲き始めですが、2月中旬から下旬にかけて
山々は梅の花でうめつくされ(少しオーバー)霞がかかったようになります。

各梅園も開園され、多くの花見客で埋め尽くされます。

【ひとめ百万本】
【匂い千里】

です。

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今日は雪化粧

2008年01月25日 | Weblog
 工房の庭
 
今日は、朝から寒い一日でした。
温暖な紀州では珍しく、雪が降り、少し積もりました。

 工房

人間も、庭に来る野鳥も寒そう!!
年に2~3回このようなことがあります。

でも、一日中晴れの日ですと、雪はすっかり消えてなくなります。

皆さん!!いかがでしたか?

墨を作るのは、この時期です。
良い墨を作ります。

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みやちゃんと蟹ツアー

2008年01月23日 | Weblog
1月20、21日に一泊二日の行程で、
友人の絵手紙作家・宮脇泰彦さん主催の“”みやちゃん友の会“”の皆さんと
兵庫県香住に蟹を食べるツアーに参加しました。

貸切バスで泉佐野市から一路・山陰に

香住に向かって流れる矢田川上流まで来て初めて雪を見ました。
今年の積雪は少ないようで、真っ白!!と言うわけではありませんが、
南国・紀州からはナカナカ体験できない雪の世界です。



香住町にある大乗寺・丸山応挙美術館を訪れました。
大乗寺は別名「応挙寺」と呼ばれ、

 大乗寺

丸山応挙の他呉春や門弟の襖絵が数多く残されており、寺全体が円山派の美術館になっています。

直に、本物の絵を鑑賞できます。
しかし、まもなく、収蔵庫を作り、レプリカの展示となるようで、
興味のある方は急いだほうが良いです。

次に、これも間も無くなくなる、餘部鉄橋を見学しました。



このあたりから見る、日本海の海もナカナカ素敵です。

5時ころに、香住町の民宿に到着、温泉に入りカニ料理を楽しみました。
余興にはフラダンスまで出て大騒ぎです。

 宿から見た香住町
翌日は、
但馬の小京都・出石により「蕎麦打ち体験」をして、自分で作った蕎麦を戴きました。

 出石・辰鼓楼

時間がたっぷり有り、出石の町内をゆっくり散策し、
岐路に着きました。

おもしろいもので、雪国の香住町では雪がほとんどなかったのに、
大阪では10センチほど雪が積もったようで、不思議な気持ちでした。

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彩煙墨、高校生の評価

2008年01月16日 | Weblog
しばらく、ご無沙汰いたしました。

以前、当工房の彩煙墨が和歌山県の高校で採用されたお話をしました。
試行での採用でしたが、



和歌山高校から、
評価の結果がでました。

① 黒色を基調とした従来の墨色とはかなり違った色で作品を表現できるので、新鮮な気分で書ける。(生徒の感想文にも同意見多数)。

② 書道において、現代的な表現や、近代的な言葉を書く場合は、良く映える。

③ 古典的な(従来のような表現では、落ち着きに欠けて見える。

以上でした。
若い生徒の感性で、新しい作品が出来ることを楽しみにします。

彩煙墨が高校の授業で採用
和歌山県高等学校総合文化祭の書道展

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