墨工房日記

墨職人の楽しみながらの、奮闘記

芸術の秋

2009年09月17日 | Weblog
日に日に秋を感じる今日この頃です。
朝は晩はめっきり涼しく(寒く)、夜は秋の虫たちが大合唱をしています。

工房の庭には、多くの彼岸花が咲いています。

芸術の秋でしょうか、13日の日曜日は
大阪・泉佐野市、熊取町で友人達が個展などをしましたので、

絵手紙作家の宮脇泰彦さんと一緒に遊びに行きました。
泉佐野では書家の大谷晃男さんが個展をしました。



何年もかけて作製した力作ぞろい!!
私の造った墨を何種類も使っていただき、それもそれぞれ書風を変えて!!

墨職人の私は、書は書けませんので、大変勉強になりました。
特に、試作した白樺墨(白樺を燃した煤を使った墨)は滲み、色ともに美しく、



良い作品に仕上げていただきました。
熊取町は絵手紙展です。



宮脇さんの孫弟子にあたる方々の作品展で、
和気藹々、絵手紙のワークショップもあり楽しんでいました。

絵手紙展では、絵と一緒に、文を楽しむようにしています、
常日頃、気付かないことを、ソッと教えてくれます。

これからの季節は、多くの案内をいただきますので、
出来るだけ勉強したいと思っています。

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紀州に帰りました。

2009年09月09日 | Weblog
京都高島屋、柏高島屋での催事“日本の伝統展”
を終え、紀州に帰りました。

都会も良いのですが、田舎者には
緑に囲まれ、蝉の声、小鳥のさえずりが聞える所は、

“”ほっと“”します。
ネットを開くと、多くの方々から連絡を戴いており、

ありがとうございました。

催事では、多くの方と墨談義が出来、楽しかったです。
応援!!ありがとうございました。

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