墨工房日記

墨職人の楽しみながらの、奮闘記

横浜タカシマヤの催事に参加します

2008年12月18日 | Weblog
早いものです、12月も中旬!!
お正月の準備に何かとお忙しいことでしょう 

お知らせがあります♪

正月早々ですが、次の催事に参加いたします。



第25回記念・この道ひとすじ
“ 日本の伝統展 ”
歴史と風土に磨かれた、日本の技が一堂に。

場所  横浜タカシマヤ(高島屋百貨店)8階催会場
   横浜タカシマヤHP

日時  1月7日(水)~11日(日)
    午前10時~午後8時  但し、最終日は午後5時閉場

北から南まで、この道ひとすじの職人が35人
実演販売いたします。

私も目いっぱい、墨、彩煙墨の使い方の実演をいたします。
会場内をみて歩くのも、楽しみです!!
 
仲間内では、この催事は日本一と言われています。

紀州松煙ロゴ

備長炭の煙

2008年12月12日 | Weblog
今朝も、紀州では寒い朝です。
と言っても、

セーター一枚で背中を丸めて、寒い寒い!ですが“笑い”
氷は張っておらず、霜が降りる程度です。

今朝方、工房に向かって丘を下る白い煙を見ました。



写真の左側が工房、
右側に紀州備長炭を焼く物部製炭所があります。

紀州備長炭を焼く窯から出ている、湯気の混じった煙です。
そのまま、工房に降りてきて、

昔懐かしい、すっぱいような、焚き火のような匂いをプレゼントしてくれます。
寒い時には、不思議と温まる香りで、冬のイメージです。

墨を灰の中に入れて乾燥する行程で使用する“木灰”は
物部さんからいただいています。

毎日、毎日、私は墨つくりに励んでいます。

紀州松煙ロゴ

師走になりました

2008年12月11日 | Weblog
カレンダーも残り一枚となり、
冬枯れの季節を迎えました。



工房の落葉樹では最後まで葉をつけている“こなら”の葉も
木枯らしが吹けば、冬眠に入ります。

大阪での友人達と行なった展示会、
  私の展示作品”鮎・生きる”
展示会の様子


東京・ビッグサイトでの中小企業総合展と立て込んでおり、

 紀州松煙の展示ブース

ブログは長らく失礼していました。  ごめんなさい

工房へ通勤途中に毎年、まいねんこの時期に花を咲かせる桜の木があります。
周りの木が冬支度をしているのに、

 
 
立派な桜の花をプレゼントしてくれます。
こんな生き方もいいな~~と!いつも思っています。

紀州松煙ロゴ