kiske3の絵日記

一コマ漫画、トホホな人の習性、

映画批評、恐怖夜話、あらゆる

告知をユルく描いて書いてます。

キスケの札幌日記 2

2006年12月19日 | ボスヒコの「旅の疲れからくる笑い」

今回、スタアと同じ部屋だったんで、イビキを観察しました。彼は疲れた時、変わった
イビキをするのです。昔、私とスタア、萬作(女性)、ココとスキー場で仮眠所に
泊まった時の事。皆が寝静まった頃に「シィ~~~~~!!シィ~~~~~!!」と
敵を威嚇するような音が聞こえ出した。その時に萬作とココが「ヘビが出た」と大騒ぎ。
なんの事はないスタアのイビキだったのです。これがあったので今回のイビキ調査に
私は猛然と挑んだのであります。先に彼を寝かす為に、食事時に酒を必要以上につぐ。
まんまとワナにひっかかったスタアは風呂に入ってベッドに乗るなり眠りに落ちた。

……素晴らしい。素晴らしいイビキのオンパレード。オーソドックスの「ふがぁ……
ふがぁ……」から、ヘビの改良バージョンといえる「シュっ!!す~~…シュっ!!」
など、10種類以上の変わったイビキを聞けました。満足した私はイビキを止めるべく、
濡れタオルを彼の顔にのせようと思った時にスタアの異変に気づいた。スタアは口を
モゴモゴ、くちゃくちゃと何か美味しいモノを食べている。それは噺の上手い落語家が
うどんやそばを食う演技ぐらいに美味そうなのだ。コイツ、何食ってんだ?どんな夢で
見て、どんな美味い物を食ってんだ?ちくしょうめ!と思っている間に相当疲れていた
私も気絶していました。翌日、スタアに「昨日はどんな良い夢を見てたんだ?」と早速
訊いてみた。いきなりの質問にスタアは瞬きもせずに、しばらく考えてボソっと言った。

「足の爪が剥がれる夢を見た。」

じゃ!あの美味しそうなくちゃくちゃは何なんだ!爪食ってたんか!?何食ってたんだ!




最新の画像もっと見る