パッド9の日記は後日に書きます。
感謝の気持ちとして、大ホールステージでパフォーマンス事にアナウンス
された「市民ホールなどでよくありそうなアナウンスだけど、ちょっと
ツボってるアナウンス」をイメージしたアナウンス内容をここにアップ
します。直前に内容を渡したのにも関わらず、素敵な声でアナウンスをして
くれたトキちゃん、ありがとう。そして、パッド9の各ホール、エント
ランス、展示、スタッフ、お客様、有り難う御座いました。感謝します。
参加者全員の人柄、モチベーション、技術、センスは本当に最高でした。
皆様、本日はP.A.D.vol9に足をお運び頂きありがとうございます。
この度の「東日本大震災」により被災された皆様に、心よりお見舞い申し
上げます。被災地の一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。
私どもでは、被災地の復旧復興を願い、このたび開催する「P.A.D.9」を
「東日本大震災復興支援チャリティーイベント」と位置づけさせて
いただきました。賛同していただけるアーティストの方々の協力を得て、
入場無料を実現致しました。会場内ではパフォーマーのAArrowが義援金
募金活動を致します。ご来場の皆様のご協力をお願いいたします。
被災地の一日も早い復旧復興を心よりお祈り申し上げます。
『P.A.D.』とは、元々は関西の夜の街をアートを通して活性化させる為に
立ち上げた大人の為の芸術文化交流のイベントです。アートとサブカルチャー
を関西から発信する為に、インターナショナルアートプロジェクト:
パズルプロジェクトを企画運営し、主に鏡を使った作品で海外でも評価が
高いアティスト、稲葉高志と、マイケルジャクソンの追悼本のアート
カバーを手がけ、内閣府からのライブペインティングの依頼や、毎年の
海外公演も成功させているライブペインター菩須彦を中心にアーティストや
クリエイターで構成されたP.A.D.実行委員会を結成しました。
今回で9回目のパッド、大ホールステージでは様々なアーティストの
パフォーマンスが続きます。是非、最後までお楽しみ下さい。大ホール
以外にもエントランスホールでは手作り本を販売するジンホリデイ、
2Fの展示ホールでは関西、海外で活躍されている作家達のアート作品の
展示、レセプションホールではジャズイベント、地下1階のリハーサル
ルームでは即興ピアノに合わせたポエトリーリーディングが開催されて
おり、アーティストによるライブペインティングが各所で行われております。
はじめに出演を予定しておりました「桜華」は諸事情により、本公演
への出演はキャンセルとなりました。ご了承ください。
松本幸染。。。宗家・松本幸四郎、現・市川染五郎こと家元・松本錦升と
する松本流の初代松本幸子(曾祖母)、二代目松本幸子(祖母)、二代目
松本錦(母)より2歳から手ほどきを受け、3歳で初舞台、13歳で名取、
18歳で師範となる。昭和63年12歳の時、家元の市川染五郎の
「鏡獅子」で胡蝶として歌舞伎座に出演。その後、松本流の松鸚會にも
たびたび出演し、海外でも活躍している。
普通の習字では無く、古代文字の篆書などを書く書道家でもあるマキ。
精力的に国際交流に力を入れ、海外の書道パフォーマンスも人気が高い。
パッド9の幕開けは、世界基準の日本の芸術、文化のコラボレーションで
始まります。それでは、松本幸染、マキのパフォーマンスを楽しみ下さい。
アフリカの南に位置するジンバブエで産まれ育ったクリス=ジェイ。
ジンバブエの音楽を日本でも広める為にダンスホールやクラブなどで
活動されています。音楽は心を音に表したものだと思ってる。だから僕は
僕の経験や感じたことを音楽にして、この世界に住む人々と分かち合い
たいと思ってるんだ。人々は皆一緒で、皆困難や幸せなときなど
様々な時間を人生の中で通っているんだということを証明するために。。』
と語ります。それでは、クリス=ジェイのライブをお楽しみ下さい。
街頭紙芝居で懐かしいと楽しいと面白いを届けるエンターテイナー、
紙芝居屋のガンちゃん。文学と京都と昭和をこよなく愛する派手好き
文系パントマイマー、テルやん。パントマイムを軸にしたパフォーマンス
活動を舞台やカフェ、ギャラリー、商店街など様々な場所で展開している
黒木夏海、須子やすよ、鈴木みかこ。HIP HOPダンスを主体に、様々な
ジャンルを織り交ぜ独創的な世界を創るダンスパフォーマー、ちあ紀。
そのちあ紀が教える京都中心に活動しているキッズダンスサークル
グリスター。紙芝居の世界が現実の世界とリンクするお話にパント
マイムとダンスをコラボレーションさせた新しいカタチのパフォーマンスを
お楽しみ下さい。
バグパイプとディジュによるユニットHighlanderSUGI'S BEN NEVIS
BANDの演奏とあずさ、おのゆいこ、杉本ゆうき、中村まや、平野さよこ、
山下ちかの6名で結成された本日限りのライブペインターユニットとの
コラボレーションです。バグパイプ演奏のHighlanderSUGIは「広島
バグパイプ協会」を作り副代表を務めバグパイプの存在とその音の魅力を
多くの人に伝える活動をされています。ディジュ演奏のトビーは西宮市に
民族音楽バー「Bar Yidaki」をオープンさせ、民族楽器の販売、ライブを
行いながら民族楽器を広める活動をされています。ライブペインター達は
今日のイベントの間、エントランスなどでライブペインティングをしています。
それでは、音楽とライブペインティングのコラボレーションをお楽しみ下さい。
タップダンサーのプシュパと田門信樹、同志社タップダンスサークル
シムシャムと、超絶テクニカルギタリストの磯部友里によるコラボ
レーションです。プシュパは京都出身の姉妹Tap Duoで、あらゆる
音楽ジャンルの要素を盛り込み、「見てくれた人たちに感動を与え
られるダンサー」を目指し、幅広い活動を続けています。2007年、
2010年N.Y.C.Tap Festivalに出演。2010年Musicationグループ
部門優勝。2011年同大会2連覇を達成し、テレビ出演もされる
人気タップダンサーです。シムシャムは関西唯一の大学タップ
サークルとして、イベント出演やタップダンス体験教室など、積極的な
活動をしています。海外でも評価が高い磯部友里は、 Tagima Dream
Team Convention &Expomusic に三年連続で参加、ヘヴィメタル
バンドのANGRAメンバーとも共演する程の日本が誇るギタリストです。
ブラジルを中心にラテンからメタルまで幅広いジャンルのイベント等に
参加し、様々なミュージシャンとの共演も果たしています。
それでは、タップダンスとギターのコラボレーションをお楽しみ下さい。
Lovei、SABU、CANA、ゴ→の4人からなる現在進行形超生モノダンス
集団、パンプキン。常に破壊と創造を繰り返し続ける中で産まれて
くる彼らのパフォーマンスは、ダンスの枠を超え、アートという評価を
されることが多く、独特な世界を表現しています。二ヶ月毎に開催される
『PUMPKINGの公演』での作品は素晴らしく、ダンスシーンだけに
留まらない彼等の姿勢が伺われます。また、様々なアーティストとの
コラボも積極的に行っており、音楽との堅実な二人三脚の下、自由と
不自由の狭間で道なき道を歩み続けている、パンプキンのパフォーマンスを
お楽しみください。
2010年に結成したコンテンポラリーJAZZを主とするダンス集団、
ムナサワギ。それぞれ、HOUSE / HIPHOP /エアロビクス / BALLETなど、
異なるバックグラウンドを持つメンバーで結成され、パッド9での
パフォーマンスは、GANCHAN 、 舞、 320、 YUKARI でのショーと
なります。期待と興奮が共存し、時に情緒的で時に激しく、そして胸が
騒ぐようなダンスをモットーに活動している、ムナサワギの
パフォーマンスをお楽しみ下さい。
俳優、演出家、映像監督、舞台監督、カフェマスター、プロデューサー、
劇場マネージャー、など様々な顔を持ち、歌い、踊り、笑い、狂うことを
楽しむパフォーマーのやっちょんとパッド5で結成されたパントマイム
ユニット、ナッティ&スコッティの3名で結成されました。彼らが
目指すものは、走りころぶ、風林火山、バズーカ砲、魂、さけび、
がむしゃら、汗、麦わら帽子、限界、可能性、電光石火、温泉、存在、
日常、おにぎり、などのイメージで繰り広げられる、摩訶不思議な
情熱パフォーマンスです。観るのでは無く感じるパフォーマンス、人間
ダダダダだ!をお楽しみ下さい。
詩と朗読、音楽のパフォーマンス、屋根裏ポエトリー・ナイトは、
大阪北区中崎町のバー『朱夏』で毎月第4水曜日に行なわれている
参加型のポエトリーイベントです。主催はパフォーミング・アート集団、
空班の代表、中井拓哉。ピアノは数々の音楽コンクール作曲部門に
入選されている楠田陽子。屋根裏ポエトリー・ナイトは、唯一、
関西圏で毎月行われているポエトリーイベントです。関西を代表する
詩人で構成された詩の群読パフォーマンス、屋根裏ポエトリー・ナイトを
お楽しみ下さい。
次のエヌ・トランス・フィッシュのパフォーマンスで大ホールでの
ショーは最後となります。9月後半、一心寺シアターで行なわれた4日間、
5回公演すべてを満席にした、尾沢奈津子主宰のエヌ・トランス・
フィッシュ。尾沢奈津子は、1990年、ダンスカンパニーメンバーとして、
シカゴ・サンフランシスコで公演。ジャズダンス・モダンダンス・
クラシックバレエ・ヒップホップを学び、現在多数のダンススタジオで
振付・指導にあたり、自身のプロデュース公演や客演などを含め数多くの
舞台に出演しています。振付師としてはTVCM、宝塚歌劇団、ミクル
ミュージカル、実力歌手のオープニングショー、劇団ひまわり、劇団赤鬼、
ファントマなどの劇団の振付け等を手がけています。常に「ダンスを」を
表現するツールとして身体全体で伝えられるライブパフォーマンスを重視し、
積極的に異なるジャンルのパフォーマー達とコラボレーションする
ことで独自の世界観を築き、ボーダレスなダンスエンターテイメントを
展開しているエヌ・トランス・フィッシュ。今回、出演されるメンバーは、
柿谷結衣、岡崎愛、三好祐子、上山美津穂、大西千保、和田雄太郎、
大江基子、松下実菜子、飯谷愛菜、上津直子、田中秀彦、そして、
尾沢奈津子の12名となります。それでは、エヌ・トランス・フィッシュの
迫力ある素晴らしいパフォーマンスをお楽しみ下さい。
これにて、全てのパッド9のパフォーマンス、展示が終了しました。
展示作家、各ホールの出演者、スタッフ一同、感謝しております。
これからも、アートイベントパッドは、あらゆる地域、場所で開催し、
皆さんにアートを楽しんで頂こうと思っています。来年の門真
ルミエールホールでのパッドも宜敷く御願いします。
今日は、本当に有り難う御座いました。