kiske3の絵日記

一コマ漫画、トホホな人の習性、

映画批評、恐怖夜話、あらゆる

告知をユルく描いて書いてます。

中崎お好み演芸会!!~アートイベントパロディ~ 2

2008年06月18日 | ボスヒコの「ライブペインティング裏日記」

淀之吉笑師匠の南京玉すだれ&ブー太郎のヨガショーは以前にも
増して身体が固いブー太郎のおかげで、宇宙レベルなアートと
なりました。 V字バランスすら出来ずに永遠とも思えるシーソーを
するブー太郎に殺意さえ抱く皆様は大爆笑の抗議。それとは反対に
完璧なまでの吉笑師匠の南京玉すだれ。文字では表現出来ないこの
下らなくステキなショーに苛立を憶えます。これも生で観なければ
なりません。次回の中崎お好み演芸会ではどういった変化をするの
でしょうか!!その後、南京玉すだれの先に付けた筆とブー太郎の
ダイソーで買って来たピンクの覆面をかぶり、それの頭に付けた筆で
ライブペインティングです。南京玉すだれの「しだれ柳」で描くのは
とても難しく、玉すだれ揺れに揺れてキャンバスにまともに当り
ません。ブー太郎は反り返って描きますが、この人、固さでは有名。
これも難易度100。ブー太郎の体力の限界が来たのでストップさせました。

そして、ラストを飾るのは、あのケンタウロスの甥っ子、キトラウロス
です。無音の中、彼はダイソーで買った100円の縦笛を横笛にして参上
します。笛の先にはもちろん筆。キャンバスを横ぎるとスゥ~ッと綺麗な
横線が入ってます。誰も笑いません。ただただ無音が続きます。正面を
向いたキトラウロスのたるんだ身体を斧で切る為にあの小さな粉ビッケが
入場。ゆっくり切ります。この時点でも笑いが起こりません。2人
正面を向く。そして、ゆっくりとお辞儀。「ほたるの光」が鳴る場内。
そこで皆が我に返る。拍手喝采と大苦笑で幕を閉じたのであります。

その後、「キトラウロスをブッた切ろう」のコーナーを設けると、
皆がこぞって、ブッた切ってました。ガンダム習字コーナーは常に
満員。だいぶ溜まってきたのでそろそろ展示会をします。



テレビ局で働いていたせいか、番組の企画のショボさはよ~~~~~~~く
知っている。番組にせよ、その辺のイベントにせよ、面白く無い企画者が
どれだけ策を練っても全く面白く無い。またそんな奴のほとんどがファシズム。
権力振りかざして、下請けやボランティアにまったく面白く無い発注や指示を
する。これ、たまりません。何を言いたいかと言うと、業界人じゃなくても、
ただの宴会でも、子供の頃のお楽しみ会レベルを手軽にショーアップすれば、
テレビよりも面白く体感出来るって事です。その辺は盛大なホームパーティが
当たり前なヨーロッパやアメリカの素人は上手い。いつかは、腹芸やどじょう
すくいなどの日本独特の宴会芸を集めた、ほろ酔い宴会をしたいもんです。

バカを解る総勢50名の素晴らしい皆様、どうもアリガトウございました。











おなかいっぱい。                      ボスヒコ
 押して