・・・「モーゼ」は「猶太(ゆだや・JUDAEA)・アブラハム→ヤコブ=イスラエル→ユダ」と云う一族郎党の末裔の「リーダー」ではなく、当時の「エジプト」での「支配階級の内紛(宗教的対立)」と「対外戦争」、「自然災害・飢饉」で「エジプト」を出た「難民集団」のリーダーであった・・・「旧約聖書・民数記」は「荒野」を彷徨ったのではなく、「古代エジプト史」を彷徨っている・・・当然、「モーゼ」は「エジプトの王族」か「支配階級の高級官吏」であったハズである・・・「エジプト脱出」中の彷徨と放浪には「ユダヤ人」のみならず、「寄留人・異国人(寄留している他国人)」の存在が語られている。「エジプト国家秩序」の混乱は、その場所からの「避難難民の発生」である。しかも、自分の私有財産のみならず「残留エジプト人」から「金銀財宝」を略奪、掠奪し、携えての難民である・・・今現在の「シリアの難民」はどうか・・・かっての「ベトナム」、「香港」、今現在の「大陸中国」の「富豪、金持ち連中」は「難民」ではなく、「移民(?)」・・・移民、難民も事情は様々である・・・そして「キャンプ難民」でない限り、行き先の伝手と援助者の存在が条件である・・・
終戦後、満州、半島から命からがら引き上げてきた「ニホンジン」はウンがよかったのかも。シベリヤに抑留され死亡した人々は無念であったろうな。中国残留孤児の日本帰還はどうだったんだか・・・帝国日本の秘密機関が現地人から「宝石」を掠奪、略奪して戦後の政界要人にバラ撒いた、と云う噂もあったが・・・
エジプト脱出の人間には「金銀財宝」はあった。だが「食糧」はどうするのか・・・「農地=穀物」を放棄して荒野を放浪する為には「牧畜業の人々」を頼るほかに手はない。なんせ、「民数記」の記録には「60万」の人間である。これらの放浪、彷徨する「人間」を養うには膨大な「食糧の確保」が前提である・・・しかも、充分に食事を全うできるのは「アロンの一族」である「レビ人」である・・・不満を呟き、述べる「イスラエル人」は次々と「神の怒り」によって「殺された」・・・
「神」は「イスラエル人」の「レビ人(祭司集団=軍事官僚・参謀本部)」と、「軍事的組織化=軍隊・兵卒」をはかったが、うまくいかなかった・・・「兵站=兵糧物資」の奉納「10分の1」は「レビ人」に分配され、「神の作戦会議」には「モーゼ・アロン=レビ人」の一族のみ参加・・・「イスラエル人の他部族の頭」は「神の下の公平化、民主化」を要求した・・・
「軍事戦争」に「民主化」では「勝利」出来ないのは自明である・・・「民主化、公平化」を望んだ者は当然、粛清、処刑されたのである・・・
・・・この当時の現実的な生活の場である「乳と蜜の地」を目指した「イスラエル人」に「天国」、「陰府(冥府・地獄)」と云うコトバの観念があったのか、どうなのか・・・そして、「乳と蜜の地」であって、「豊饒な穀物の地」ではない・・・「遊牧民主体の放浪、彷徨の軍事組織」は「天幕移動」の「宿営」生活そのものが「兵站」でもある・・・
「不倫条項(5:22)」には
「また、呪いの水が、
あなたの腹にはいって
あなたの腹をふくれさせ、
あなたの腿(もも)をやせさせるように」。
その時、
女は
「アァメン、アァメン」
と言わなければならない。」
と記されているが「手足が痩せ、腹が水で膨れているように見える」のはTV映像や、報道写真でみる「栄養失調の難民小児」の状態である・・・だが女性が妊娠でないならば「子宮の筋肉にできた腫瘍(子宮筋腫)」か「卵巣嚢腫」であろう・・・
・・・問題にしたいのは「アァメン、アァメン」である。類似(類字)するコトバは、
「アモン(Ammon)=アムン(Amun)=アメン」・・・ナイル川 東岸のテーベ(ルクソール)の「大気の守護神、豊饒神」・・・
「アモン」
「アメン」
↓
「アテン=アトン(Aten)」・・・「夕陽の神・太陽光線の神」で「唯一神の創造神」、「アマルナ革命の象徴神」・・・「アマルナまたはエル・アマルナ(アラビア語: العمارنة al-'amārnah)は、ナイル川東岸、 現在のエジプトのミニヤー県に位置する場所」である。「アル・アマルナ」とも。「テル・エル・アマルナ」とも。
紀元前1353年ごろ
エジプト第18王朝後期の
ファラオ・アメンホテプ4世(Amenhotep IV)
「イクナートン= Akhenaten(在位4年・紀元前1346年)」
「アク・エン・アテン=アテンに愛される者」
が建設した都市で
「在位7年(紀元前1343年)」にテーベから遷都
古代エジプトでは
「アケト-アテン (Akhetaten)」 と呼ばれた?
明けた 天?
「アケト-アテン」とは
「アテン神の地平線」の意・・・絵画からは「夕陽が海平線(水平線)に沈む光景」の象徴ではないのか・・・あるいは「朝陽(旭日)」が昇る光景・・・
正妃(皇后妃)は
「ネフェルティティ(Nefertiti・NeFeRTiTi)」で、
「NeFeR-T-(美しい・者)」が
「iTi(訪れた)」の意味・・・「イティ」?
古代エジプト三大美女の一人
(ネフェルティティ
↓
ラムセス2世の妻の
ネフェルタリ・・・ネフェルタリ・メリ・エン・ムト
(Nefertari MeRi- eN - MuT)
愛らしき者 寵愛されし者 ムトに
メリエン=マリアン?
Marian・Marianus
Marianne
↓
クレオパトラ7世)
6人の娘を産んだ
大神官アイ(Ay)と、その
妻テイ(Tey)の娘
ツタンカーメンの義母
↓↑
「ある・海女婁名(アル・アマルナ)」・・・
「天照大御神の岩戸隠れ」の後の・・・
「カデシ」で死んだモーゼの姉の
「ミリアム」・・・「マリア」の語源
「開け戸-阿天(アケト-アテン)」
↓
「アトン」
「アテン(Aten)」
↓
「アーメン(アァメン)」
である・・・「エジプトの神」である・・・
そして、
「アモン (古代ユダ王国
第15代の王
前642~前640
在位2年で暗殺
第14代マナセ(Manasseh)の子」、
父の「マナセ」は預言者イザヤを
鋸(のこぎり)挽き殺した
バアル(嵐・雨)神と
アシュタロス(中傷・告発)神を崇拝
「アモン(アブラハムの甥
ロトと
ロトの娘(次女)との関係で生まれた
ベン・アミの子孫」
父親以外に「男」がいなかった
ーーーーー
旧約聖書
民数記
第15章
15:14
・・・
また
あなたがたのうちに
寄留している他国人、
または
あなたがたのうちに、
代々ながく住む者が、
火祭をささげて、
主に香ばしい
香(かおり)としようとする時は、
あなたがたがするように、
その人もしなければならない。
15:15
会衆たる者は、
あなたがたも、
あなたがたのうちに
寄留している他国人も、
同一の定めに従わなければならない。
これは、
あなたがたが
代々ながく守るべき定めである。
他国の人も、
主の前には、
あなたがたと
等しくなければならない。
15:16
すなわち、
あなたがたも、
あなたがたのうちに
寄留している他国人も、
同一の律法、
同一の掟(おきて)に
従わなければならない』」。
↓
15:28
・・・
そして
祭司は、
人があやまって罪を犯した時、
そのあやまって罪を犯した人のために、
主の前に罪の購(あがな・贖)いをして、
その罪を購(あがな・贖)わなければならない。
そうすれば、彼はゆるされるであろう。
15:29
イスラエルの人々のうちの、
国に生れた者でも、
そのうちに
寄留している他国人でも、
あやまって罪を犯す者には、
あなたがたは
同一の律法を用いなければならない。
15:30
しかし、
国に生れた者でも、
他国の人でも、
故意に罪を犯す者は
主を汚すもので、
その人は
民のうちから
断たれなければならない。
15:31
彼は主の言葉を侮り、
その戒めを破ったのであるから、
必ず断たれ、
その罪を負わなければならない』」。
↓
第16章
16:1
ここに、
レビの子
コハテ・・・・・・↓
の子なる
イヅハル・・・・・↓
の子
コラ・・・・・「三代目の孫」
叛逆・反逆・背信
と、
ルベン・・・・・・↓
の子なる
エリアブ・・・・・↓
の子
ダタン・・・・・「三代目の孫」
叛逆・反逆・背信
および
アビラム・・・・「三代目の孫」
叛逆・反逆・背信
と、
ルベン・・・・・・↓
の子なる
ペレテ・・・・・・↓
の子
オン・・・・・・・「三代目の孫」
叛逆・反逆・背信
とが相結び、
↓↑
・・・いずれも「三代目の孫」・・・
↓↑
16:2
イスラエルの人々のうち、
会衆のうちから選ばれて、
司(つかさ)となった
名のある人々
二百五十人
と共に立って、
モーセ
に逆らった。
16:3
彼らは集まって、
モーセとアロンとに逆らって言った、
「あなたがたは、
分を越えています。
全会衆は、
ことごとく聖なるものであって、
主がそのうちにおられるのに、
どうして
あなたがたは、
主の会衆の上に立つのですか」。
16:4
モーセはこれを聞いてひれ伏した。
↓
16:24
「あなたは会衆に告げて、
コラ
と
ダタン
と
アビラム
の
すまいの周囲を去れと言いなさい」。
16:25
モーセは立って
ダタン
と
アビラム
のもとに行ったが、
イスラエルの長老たちも、
彼に従って行った。
16:26
モーセは会衆に言った、
「どうぞ、
あなたがたは
これらの悪い人々の天幕を離れてください。
彼らのものには何にも触れてはならない。
彼らのもろもろの罪によって、
あなたがたも滅ぼされてはいけないから」。
16:27
そこで
人々は
コラ
と
ダタン
と
アビラム
の
すまいの周囲を離れ去った。
そして、
ダタン
と
アビラム
とは、
妻、子、および幼児と一緒に出て、
天幕の入口に立った。
16:28
モーセは言った、
「あなたがたは
主が
これらのすべての事をさせるために、
わたしをつかわされたこと、
また
わたしが、
これを
自分の心にしたがって行うものでないことを、
次のことによって知るであろう。
16:29
すなわち、
もし
これらの人々が、
普通の死に方で死に、
普通の運命に会うのであれば、
主がわたしを
つかわされたのではない。
16:30
しかし、
主が新しい事をされ、
地が口を開いて、
これらの人々と、
それに属する者とを、
ことごとくのみつくして、
生きながら
陰府(インプ)に・・・・?
下らせられるならば、
あなたがたは
これらの人々が、
主を侮ったのであることを
知らなければならない」。
16:31
モーセが、
これらの
すべての言葉を述べ終ったとき、
彼らの下の土地が裂け、
16:32
地は口を開いて、
彼らとその家族、
ならびに
コラに属するすべての人々と、
すべての所有物を
のみつくした。
16:33
すなわち、
彼らと、彼らに属するものは、
皆生きながら
陰府に下り、
地はその上を閉じふさいで、
彼らは
会衆のうちから、
断ち滅ぼされた。
16:34
この時、
その周囲にいたイスラエルの人々は、
みな彼らの叫びを聞いて逃げ去り、
「恐らく地はわたしたちをも、
のみつくすであろう」
と言った。
16:35
また
主のもとから火が出て、
薫香を供える
二百五十人をも焼きつくした。
↓
16:44
主はモーセに言われた、
16:45
「あなたがたはこの会衆を離れなさい。
わたしはただちに彼らを滅ぼそう」。
そこで
彼らふたりは、
ひれ伏した。
16:46
モーセはアロンに言った、
「あなたは火ざらを取って、
それに祭壇から取った火を入れ、
その上に薫香を盛り、
急いでそれを会衆のもとに持って行って、
彼らのために
罪の購(あがな・贖)いをしなさい。
主が怒りを発せられ、
疫病がすでに始まったからです」。
16:47
そこで、
アロンはモーセの言ったように、
それを取って会衆の中に走って行ったが、
疫病はすでに民のうちに始まっていたので、
薫香をたいて、
民のために罪の購(あがな・贖)いをし、
16:48
すでに死んだ者と、
なお生きている者との間に立つと、
疫病はやんだ。
16:49
コラの事によって死んだ者のほかに、
この疫病によって死んだ者は
一万四千七百人であった。
16:50
アロンは
会見の幕屋の入口にいるモーセのもとに帰った。
こうして
疫病はやんだ。
↓
第17章
17:1
主はモーセに言われた、
17:2
「イスラエルの人々に告げて、
彼らのうちから、
おのおのの父祖の家にしたがって、
杖(つえ・ジョウ)
一本ずつを取りなさい。
すなわち、
そのすべての司(つかさ)たちから、
父祖の家にしたがって、
杖(つえ・ジョウ)
十二本を取り、
その人々の名を、
おのおのその杖(つえ・ジョウ)に書きしるし、
17:3
レビの杖(つえ・ジョウ)には
アロンの名を書きしるしなさい。
父祖の家のかしらは、
おのおのの
杖(つえ・ジョウ)
一本を出すのだからである。
17:4
そして、
これらの杖(つえ・ジョウ)を、
わたしが
あなたがたに会う会見の幕屋の中の、
あかしの箱の前に置きなさい。
17:5
わたしの選んだ人の杖(つえ・ジョウ)には、
芽が出るであろう。
こうして、
わたしはイスラエルの人々が、
あなたがたにむかって、
呟(つぶや)くのをやめさせるであろう」。
↓
17:8
その翌日、モーセが、
あかしの幕屋にはいって見ると、
レビの家のために出した
アロンの杖(つえ・ジョウ)は
芽(め・ガ)をふき、
蕾(つぼみ・ライ)を出し、
花(はな・カ)が咲いて、
あめんどう・・・・・・・アーモンド
ポルトガルの外来語の
アメンドース
カラモモ(唐桃)の別名
アーモンド(Almond)
Prunus dulcis
シノニム(Amygdalus dulcis)
バラ科モモ属の落葉高木の
ナッツ
ヘントウ(扁桃)
ハタンキョウ(巴旦杏)
ヘブライ語の
シャケド=「目覚める者
見張る者」の意
17:9
モーセが
それらの杖(つえ・ジョウ)を、
ことごとく主の前から、
イスラエルのすべての人の所に持ち出したので、
彼らは見て、
おのおの自分の杖(つえ・ジョウ)を取った。
17:10
主はモーセに言われた、
「アロンの杖(つえ・ジョウ)を、
あかしの箱の前に持ち帰り、
そこに保存して、
背(そむく・そむく)者どものために、
しるしとしなさい。
こうして、
彼らの
わたしに対する
呟(つぶや)きをやめさせ、
彼らの死ぬのを
まぬかれさせなければならない」。
↓
第18章
18:21
・・・
わたしは
レビの子孫には
イスラエルにおいて、
すべて
十分の一を
嗣業として与え、
その働き、
すなわち、
会見の幕屋の働きに報いる。
↓
18:28
・・・
そのようにあなたがたもまた、
イスラエルの人々から受ける
すべての
十分の一の物のうちから、
主に供え物をささげ、
主にささげたその供え物を、
祭司アロンに与えなければならない。
↓
第19章
19:17
・・・
汚れた者があった時には、
罪を清める
焼いた雌牛の灰を取って器に入れ、
流れの水をこれに加え、
19:18
身の清い者がひとり
ヒソプ・・・・・・ヒソプ(Ezob)
ヤナギ(柳・楊)ハッカ
ヒソプ(hyssop)
マヨナラ シリアカ
(Majorana syriaca)
を取って、
その水に浸し、
これをその天幕と、
すべての器と、
そこにいた人々と、
骨、
あるいは
殺された者、
あるいは
死んだ者、
あるいは
墓などに
触れた者とに
ふりかけなければならない。
19:19
すなわち
その身の清い人は
三日目と
七日目とにその汚れたものに、
それをふりかけなければならない。
そして
七日目にその人は身を清め、
衣服を洗い、
水に身を
すすがなければならない。
そうすれば
夕になって清くなるであろう。
19:20
しかし、
汚れて身を清めない人は
主の聖所を汚す者で、
その人は会衆のうちから
断たれなければならない。
汚れを清める水が
その身に注ぎかけられないゆえ、
その人は汚れているからである。
19:21
これは
彼らの
永久に守るべき定めとしなければならない。
すなわち
汚れを清める水をふりかけた者は
衣服を洗わなければならない。
また
汚れを清める水に触れた者も
夕まで汚れるであろう。
19:22
すべて汚れた人の触れる物は汚れる。
また
それに触れる人も
夕まで汚れるであろう』」。
↓
第20章
20:1
イスラエルの人々の
全会衆は
正月になって
チン
の荒野にはいった。
そして民は
カデシ
にとどまったが、
ミリアム・・・・・・モーゼの姉
がそこで死んだので、
彼女をそこに葬った。
↓
20:10
モーセはアロンと共に
会衆を
岩の前に
集めて彼らに言った、
「背(そむく・そむく)人たちよ、
聞きなさい。
われわれが
あなたがたのために
この
岩から水を
出さなければならないのであろうか」。
20:11
モーセは手をあげ、
杖(つえ・ジョウ)で
岩を
二度打つと、
水がたくさん
わき出たので、
会衆と
その家畜はともに飲んだ。
20:12
そのとき主は
モーセとアロンに言われた、
「あなたがたは
わたしを信じないで、
イスラエルの人々の前に
わたしの聖なることを
現さなかったから、
この会衆を
わたしが彼らに与えた地に
導き入れることができないであろう」。
20:13
これが
メリバ
の水であって、
イスラエルの人々は
ここで主と争ったが、
主は自分の聖なることを
彼らのうちに現された。
20:14
さて、
モーセは
カデシ
から
エドム・・・・・・・・イスラエルの兄弟
ヤコブの兄エサウの子孫
エドムはパレスチナの南南東
死海の南からアカバ湾に至る地域
エドムの範囲
北は死海、南は葦の海(紅海)に
至る山地で、
北はセレデ川の境界に
モアブと接していた
の王に
使者をつかわして言った、
「あなたの兄弟、
イスラエルはこう申します、
『あなたは
わたしたちが遭遇した
すべての患難をご存じです。
20:15
わたしたちの先祖は
エジプトに下って行って、
わたしたちは
年久しくエジプトに住んでいましたが、
エジプトびとが
わたしたちと、
わたしたちの先祖を悩ましたので、
20:16
わたしたちが主に呼ばわったとき、
主はわたしたちの声を聞き、
ひとりの天の使をつかわして、
わたしたちを
エジプトから導き出されました。
わたしたちは
今
あなたの領地の端にある
カデシ
の町におります。
20:17
どうぞ、
わたしたちに
あなたの国を通らせてください。
わたしたちは
畑も
葡萄(ぶどう)畑も通りません。
また
井戸の水も飲みません。
ただ
王の大路を通り、
あなたの領地を過ぎるまでは
右にも左にも曲りません』」。
20:18
しかし、
エドムはモーセに言った、
「あなたは
わたしの領地をとおってはなりません。
さもないと、
わたしは剣(つるぎ)をもって出て、
あなたに立ちむかうでしょう」。
20:19
イスラエルの人々は
エドムに言った、
「わたしたちは大路を通ります。
もし
わたしたちと
わたしたちの家畜とが、
あなたの水を飲むことがあれば、
その価を払います。
わたしは
徒歩で通るだけですから
何事もないでしょう」。
20:20
しかし、
エドムは
「あなたは通ることはなりません」
と言って、
多くの民と強い軍勢とを率い、出て、
これに
立ちむかってきた。
20:21
このように
エドムは
イスラエルに、
その領地を通ることを拒んだので、
イスラエルはエドムから
ほかに向かった。
20:22
こうして
イスラエルの人々の全会衆は
カデシ
から進んで
ホル山
に着いた。
20:23
主はエドムの国境に近いホル山で、
モーセとアロンに言われた、
20:24
「アロンは
その民に連ならなければならない。
彼はわたしが
イスラエルの人々に与えた地に、
はいることができない。
これは
メリバの水で、
あなたがたが
わたしの
言葉に背(そむ)いたからである。
20:25
あなたは
アロン
と
その子
エレアザル
を連れて
ホル山
に登り、
20:26
アロンに衣服を脱がせて、
それを
その子
エレアザル
に着せなさい。
アロン
は
そのところで死んで、
その民に連なるであろう」。
20:27
モーセは主が命じられたとおりにし、
連れだって
全会衆の目の前で
ホル山に登った。
20:28
そして
モーセは
アロンに衣服を脱がせ、
それを
その子
エレアザル
に着せた。
アロン
はその山の頂で死んだ。
そして
モーセ
と
エレアザル
は
山から下ったが、
20:29
全会衆がアロンの死んだのを見たとき、
イスラエルの全家は
三十日の間
アロンのために泣いた。
ーーーーー
・・・
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