というか、素直に受け取れる奴が一番@kirekoです。
>今日の感想と批評
( ゜д゜ )うむ、今日も直感でいこう。(楽だし)
( ゜д゜ )前々からココ読んでる方は理解できることだと思いますが
( ゜д゜ )kirekoは普通の人と比べると、とても差別意識の強い人間なので
( ゜д゜ )一般的な感想人としては、失格かもしれません。
■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9
*感想テンプレ
■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:感想(kirekoの感想)
*感想テンプレ終わり
============はい開始==============
■獅子なるが故の咆哮 ジャンル 歴史 作:グシャ
:あらすじ
時代に流され、吼える戦国の漢たち。そんな獅子たちをあざ笑うかのように進む、歴史という道しるべの物語。
:感想
あっちゃあ、いきなり直感で判断できないのが来た。まあ、やるか。関が原では有名な島津家の座禅陣、大将を逃がすために味方が文字通り体を張って守る、通称『捨てがまり』までの瞬間を書いている作品。まあなんとも二次創作だねえこれは。どこぞの名探偵のファンフィクション物と大差ない内容だった。名前は掲げるけど描写はしないし、台詞だらけで一般人には顔も姿も想像出来ない内容だし、まったく何考えてんだか。こういう歴史物で難しいところは二つある。時代考証が曲がりなりにも正当らしく書いてあるかという事と、固有名詞を持つ史実のキャラクターをどう読者に判りやすく説明するか、という点だ。この作者は、前者についてはまずまず(と言っても島津家と西軍の人物描写を台詞だけで済ませてしまうアッサリ感と、地の文の描写不足がどうも面白くない)だが、後者は殆ど予備知識の無い読者を無視する如き有様。とかく固有名詞を持つ史実の登場人物の説明が一切無いのが、ある意味読者層を絞りまくっていて、「知ってる奴だけが読め、知らん奴は読むな」という作者の独善的な態度は、ある意味快活ではあるのだが、はたしてそれは小説という媒体だと通用するのだろうか?まあ一応、関が原に関する予備知識が幾つかあれば、単純な1シーンとして読める話だとは思うが。ただ、考証だのなんだの言うより、なんてーか物語として面白くないよね。どうも他の小説なりドラマなりで、視覚的に慣れちゃってるせいか、眼を引くものが無い。史学科専攻の大学生の読む台詞つきの歴史教科書じゃないんだから、一般読者への説明をしないと、やりたいことがちゃんと見えてこない。しかも内容が、ちょいとスタミナ不足というか、こういうのの旨味たる起伏が無さ過ぎじゃないか?大河ドラマのように重厚で演出に優れているわけでもなければ、逐一の描写にこだわりがあるわけでもない、でも予備知識の無い読者に対して固有名詞の説明はしない。これじゃあ、一般読者が付いてくるわけ無いと思うんだけどなぁ。とかく中途半端なアッサリ感が、「ふーん」という感情込みで、右から左へ流れただけだった。
話し変わるけど大河ドラマ『葵・徳川三代』の関ヶ原の合戦シーンは、島津の捨てがまりや、金吾の裏切り模様も独創的で(演出めいてはいるが)迫力満点だったなあ。(ちなみにkirekoは関ヶ原だと、西軍内の大谷吉継と吉川広家が対照的で好き。)
■今日も今日とて捨てていきます ジャンル 詩 作:セテツメ
:あらすじ
品質とか産地とかいろいろ今の日本はうるさいですけど、何だかんだ言って食い物有り余ってますよね。
:感想
現状を捉えるだけで、解決が無い詩というのも珍しい。「やらない善より、やる偽善」をより抽象的に訴えてるのかな?まあ、日記で思いついたネタみたいなもんだよね。これを書こうという発想は良いけど、恵まれてる側の思考回路としては「だから何」って言われちゃうような話だよね。そう考えると作者は、捨てる罪悪を感じるより、物に感謝する事を忘れないでって言ってるのかもしれない。
■夜明けが君を掻き消す前に ジャンル 文学 作:神宮寺飛鳥
:あらすじ
真夏の熱帯夜。意味もなく焦りと衝動に駆られ、わけもなく自殺を図ろうとしたおれがビルの屋上で出会ったのは、かつてそこで命を落としたと言う、『自称幽霊』の少女だった――。息抜きにサクっと三時間で書いた短編小説です。
:感想
ファストフードなのに待ち時間があるってのは、確かに矛盾だよな。ただまあ俺は少々の待ち時間があったほうが良いと思うけど(出来たて的な意味で)。ちょっと綺麗過ぎる空想だね。幽霊って、どっちかっていうとオドロオドロ、寒々って感じだけど、最期まで綺麗な感じで締めてるのは、作者の味なんだろうけど、人間ぽくない(当たり前か)綺麗さがちょっと気になった。いや、素直に文章自体は読みやすかったし、展開も面白かったよ。でも悪いけど、肌に合わないっていうのかなあ。設定とか、見た目格好とか、そういう細かーい部分でちょっと疑問符が幾つかとあるってのも事実なんだな、これが。書き手としての作者のボキャブラリーが豊富な分、そういう粗が見えちゃうのが完璧を目指そうと考える人には惜しく感じるよね。
■プール ジャンル 恋愛 作:春立
:あらすじ
大学四年の慶太は、アルバイト先で、高校時代の先輩と再会するが。
:感想
ボーイズラブらしいです。苦手な人は即バックだね。うん、でも久々に軟弱じゃない、ソッチ系の欲望に満ちた作品なんじゃない?まあ表現なんかは唐突に「?」って感じるものがあるぐらい自由だけど、やっぱりソッチ系の話は、恋愛と思うか情欲と思うか、判断に困るナァ。まあこの辺は「お手つき」に近いから、あんまり過激な感想言うのもアレだけど、これだけは言いたい。正直妻子持ちの男の首にもたれかかるだけでもkirekoとしては、お口アングリ気味なんだが、その後の清涼な汗のにおいがした。って表現はどうなの。いや、プールなのはわかるけど、「清涼な」汗の匂いってなんだよ!クールミントか?エイトフォーか!?眠眠打破か!!?男の首筋から清涼な汗の匂いとか嗅いだ事ねえよってか、嗅ぐなよ馬鹿!!!オカルティックファンタジアにもほどがあるだろうが!
※注 笑ってます。
■再生神話-//指輪物語 ジャンル ファンタジー 作:水瀬愁
:あらすじ
崩れない心。讐に自らを十字に科して、己は一体どちらに進むか。リングが指し示すままに、己はきっとどこまでも前にひたすら堕ちていく
:感想
マッキーが作詞して、広瀬香美が歌うバラードか何かっすかね?なんて思ってパラパラ読んでたら作品の方向が、とんでもない方角に向いてた。こういうのが臆面もなくスラスラ書けるのってのは、ある意味若さが充実してて羨ましいなぁと思う面もあるね。うん、そうだね、自分とは違うベクトルなんだね。反面教師って奴だね。発想は良いんだね。でも肌が合わなくて、面白くないんだね。設定が荒削りで、まだまだ妄想の枠の中で考える妄想ってのを抜け出せてない所なんかは、そんな感じだね。
■The criminal is me! ジャンル その他 作:母童 ヲキカズ
:あらすじ
体験談……と見せかけて、唯のフィクション。
:感想
確かにフィクションだ。現実味が無い。
リアリズムがないねえ。滅茶苦茶ネタバレになるけど、これは言わないと感想として、わかんないから言うわ。なんで好きな女を複数人で犯すような性欲にご執心な男が、その映像見ただけで性欲無くすんだ?正直その女に対して少なからず罪悪感があったとしても、映像見るまでは悶々とした性欲を消化しようとしてた男が、自分が昔犯した女の映像見たら、罪悪感の前に興奮しちゃうだろ。まあ相当内容がエグかったんだろうけどさ、それ見てトラウマになるなんて、どんだけ小心者なんだよ。なんか頭のネジが抜けてるキャラクターの描写の仕方としては、根本的に間違ってるんじゃないかと思ったね。ふと想像してたんだけど、自分がやった加虐性の映像見て、トラウマになっちゃうような気弱な主人公が、自分が蟻殺す映像とか見たら「かわいそう」とか普通に言っちゃうのかなー。
==========終了===========
>独演会
今回はラストの含め、すべて朗読しながら読んでます。
やっぱり声に出すと、はっきり変な部分がわかっちゃったりしますよねえ。
>今日の感想と批評
( ゜д゜ )うむ、今日も直感でいこう。(楽だし)
( ゜д゜ )前々からココ読んでる方は理解できることだと思いますが
( ゜д゜ )kirekoは普通の人と比べると、とても差別意識の強い人間なので
( ゜д゜ )一般的な感想人としては、失格かもしれません。
■企画の意図は、こちら
http://blog.goo.ne.jp/kireko1564213/e/7e03a0212eb392c37028780a1c7f63d9
*感想テンプレ
■(タイトル+小説直リンク) ジャンル(ジャンル) 作:作者名
:あらすじ(小説家になろう投稿時に書いてあるあらすじ)
:感想(kirekoの感想)
*感想テンプレ終わり
============はい開始==============
■獅子なるが故の咆哮 ジャンル 歴史 作:グシャ
:あらすじ
時代に流され、吼える戦国の漢たち。そんな獅子たちをあざ笑うかのように進む、歴史という道しるべの物語。
:感想
あっちゃあ、いきなり直感で判断できないのが来た。まあ、やるか。関が原では有名な島津家の座禅陣、大将を逃がすために味方が文字通り体を張って守る、通称『捨てがまり』までの瞬間を書いている作品。まあなんとも二次創作だねえこれは。どこぞの名探偵のファンフィクション物と大差ない内容だった。名前は掲げるけど描写はしないし、台詞だらけで一般人には顔も姿も想像出来ない内容だし、まったく何考えてんだか。こういう歴史物で難しいところは二つある。時代考証が曲がりなりにも正当らしく書いてあるかという事と、固有名詞を持つ史実のキャラクターをどう読者に判りやすく説明するか、という点だ。この作者は、前者についてはまずまず(と言っても島津家と西軍の人物描写を台詞だけで済ませてしまうアッサリ感と、地の文の描写不足がどうも面白くない)だが、後者は殆ど予備知識の無い読者を無視する如き有様。とかく固有名詞を持つ史実の登場人物の説明が一切無いのが、ある意味読者層を絞りまくっていて、「知ってる奴だけが読め、知らん奴は読むな」という作者の独善的な態度は、ある意味快活ではあるのだが、はたしてそれは小説という媒体だと通用するのだろうか?まあ一応、関が原に関する予備知識が幾つかあれば、単純な1シーンとして読める話だとは思うが。ただ、考証だのなんだの言うより、なんてーか物語として面白くないよね。どうも他の小説なりドラマなりで、視覚的に慣れちゃってるせいか、眼を引くものが無い。史学科専攻の大学生の読む台詞つきの歴史教科書じゃないんだから、一般読者への説明をしないと、やりたいことがちゃんと見えてこない。しかも内容が、ちょいとスタミナ不足というか、こういうのの旨味たる起伏が無さ過ぎじゃないか?大河ドラマのように重厚で演出に優れているわけでもなければ、逐一の描写にこだわりがあるわけでもない、でも予備知識の無い読者に対して固有名詞の説明はしない。これじゃあ、一般読者が付いてくるわけ無いと思うんだけどなぁ。とかく中途半端なアッサリ感が、「ふーん」という感情込みで、右から左へ流れただけだった。
話し変わるけど大河ドラマ『葵・徳川三代』の関ヶ原の合戦シーンは、島津の捨てがまりや、金吾の裏切り模様も独創的で(演出めいてはいるが)迫力満点だったなあ。(ちなみにkirekoは関ヶ原だと、西軍内の大谷吉継と吉川広家が対照的で好き。)
■今日も今日とて捨てていきます ジャンル 詩 作:セテツメ
:あらすじ
品質とか産地とかいろいろ今の日本はうるさいですけど、何だかんだ言って食い物有り余ってますよね。
:感想
現状を捉えるだけで、解決が無い詩というのも珍しい。「やらない善より、やる偽善」をより抽象的に訴えてるのかな?まあ、日記で思いついたネタみたいなもんだよね。これを書こうという発想は良いけど、恵まれてる側の思考回路としては「だから何」って言われちゃうような話だよね。そう考えると作者は、捨てる罪悪を感じるより、物に感謝する事を忘れないでって言ってるのかもしれない。
■夜明けが君を掻き消す前に ジャンル 文学 作:神宮寺飛鳥
:あらすじ
真夏の熱帯夜。意味もなく焦りと衝動に駆られ、わけもなく自殺を図ろうとしたおれがビルの屋上で出会ったのは、かつてそこで命を落としたと言う、『自称幽霊』の少女だった――。息抜きにサクっと三時間で書いた短編小説です。
:感想
ファストフードなのに待ち時間があるってのは、確かに矛盾だよな。ただまあ俺は少々の待ち時間があったほうが良いと思うけど(出来たて的な意味で)。ちょっと綺麗過ぎる空想だね。幽霊って、どっちかっていうとオドロオドロ、寒々って感じだけど、最期まで綺麗な感じで締めてるのは、作者の味なんだろうけど、人間ぽくない(当たり前か)綺麗さがちょっと気になった。いや、素直に文章自体は読みやすかったし、展開も面白かったよ。でも悪いけど、肌に合わないっていうのかなあ。設定とか、見た目格好とか、そういう細かーい部分でちょっと疑問符が幾つかとあるってのも事実なんだな、これが。書き手としての作者のボキャブラリーが豊富な分、そういう粗が見えちゃうのが完璧を目指そうと考える人には惜しく感じるよね。
■プール ジャンル 恋愛 作:春立
:あらすじ
大学四年の慶太は、アルバイト先で、高校時代の先輩と再会するが。
:感想
ボーイズラブらしいです。苦手な人は即バックだね。うん、でも久々に軟弱じゃない、ソッチ系の欲望に満ちた作品なんじゃない?まあ表現なんかは唐突に「?」って感じるものがあるぐらい自由だけど、やっぱりソッチ系の話は、恋愛と思うか情欲と思うか、判断に困るナァ。まあこの辺は「お手つき」に近いから、あんまり過激な感想言うのもアレだけど、これだけは言いたい。正直妻子持ちの男の首にもたれかかるだけでもkirekoとしては、お口アングリ気味なんだが、その後の清涼な汗のにおいがした。って表現はどうなの。いや、プールなのはわかるけど、「清涼な」汗の匂いってなんだよ!クールミントか?エイトフォーか!?眠眠打破か!!?男の首筋から清涼な汗の匂いとか嗅いだ事ねえよってか、嗅ぐなよ馬鹿!!!オカルティックファンタジアにもほどがあるだろうが!
※注 笑ってます。
■再生神話-//指輪物語 ジャンル ファンタジー 作:水瀬愁
:あらすじ
崩れない心。讐に自らを十字に科して、己は一体どちらに進むか。リングが指し示すままに、己はきっとどこまでも前にひたすら堕ちていく
:感想
マッキーが作詞して、広瀬香美が歌うバラードか何かっすかね?なんて思ってパラパラ読んでたら作品の方向が、とんでもない方角に向いてた。こういうのが臆面もなくスラスラ書けるのってのは、ある意味若さが充実してて羨ましいなぁと思う面もあるね。うん、そうだね、自分とは違うベクトルなんだね。反面教師って奴だね。発想は良いんだね。でも肌が合わなくて、面白くないんだね。設定が荒削りで、まだまだ妄想の枠の中で考える妄想ってのを抜け出せてない所なんかは、そんな感じだね。
■The criminal is me! ジャンル その他 作:母童 ヲキカズ
:あらすじ
体験談……と見せかけて、唯のフィクション。
:感想
確かにフィクションだ。現実味が無い。
リアリズムがないねえ。滅茶苦茶ネタバレになるけど、これは言わないと感想として、わかんないから言うわ。なんで好きな女を複数人で犯すような性欲にご執心な男が、その映像見ただけで性欲無くすんだ?正直その女に対して少なからず罪悪感があったとしても、映像見るまでは悶々とした性欲を消化しようとしてた男が、自分が昔犯した女の映像見たら、罪悪感の前に興奮しちゃうだろ。まあ相当内容がエグかったんだろうけどさ、それ見てトラウマになるなんて、どんだけ小心者なんだよ。なんか頭のネジが抜けてるキャラクターの描写の仕方としては、根本的に間違ってるんじゃないかと思ったね。ふと想像してたんだけど、自分がやった加虐性の映像見て、トラウマになっちゃうような気弱な主人公が、自分が蟻殺す映像とか見たら「かわいそう」とか普通に言っちゃうのかなー。
==========終了===========
>独演会
今回はラストの含め、すべて朗読しながら読んでます。
やっぱり声に出すと、はっきり変な部分がわかっちゃったりしますよねえ。