アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

ブラシノキ(カリステモン・キンポウジュ・マキバブラシ)の変わった花満開

2012-06-10 | 樹木

近所のKさん宅のブラシノキの花が満開になった。
まるでコップを洗うブラシそっくりだが、この赤いブラシの毛に見えるものは雄しべ。オーストラリア原産で明治中頃渡来した常緑低木。原産地では、山火事に会うと初めて果実がはじけて種子を落とすそうだ。
フトモモ科ブラシノキ属
別名「カリステモン・キンポジュ・マキバブラシ」
撮影2012年6月8日
画像クリックで原寸

 


↓   赤いブラシ状の雄しべ、花弁は紅色で5個。
花弁も萼も、開花と同時に落ちる。

 


↓   赤い雄しべが落ち始めたブラシノキの花


↓   黄色くみえるもの雄しべの花糸についている葯


↓   殆ど雄しべが落ちたブラシノキに小さな青い果実。
木質化して、枝に数年ついている。(虫の卵のように見える)


↓   開花直前のブラシノキ。ぐるぐる巻きの雄しべが次第にあらわれる。


以前のブログ「ブラシノキ」   撮影2007年4月30日