アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

バショウ(芭蕉)の花

2009-10-17 | 動物


珍しいバショウの花が咲いていた。数日前の台風の影響で、葉は裂けてかなり痛んでいた。
大きくなるが、中国原産の多年草。幹に見えるのは、葉鞘。
茨城県植物園
バショウ科 バショウ属
撮影2009年10月14日午後2時過ぎ
いずれも画像クリックで拡大します
↓ バショウ並木
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↓ バショウの花。
最初に雌花が咲き果実が出来るが花序はそのまま伸び続け、雄花が咲き出す。
雌性先熟で自家受粉をさけている。
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↓ 花序の付け根に小さなバナナのような果実(右)、バショウの雄花を拡大(右)
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メモ
・学名は「ムサ バジョウ」といい、命名者はシーボルトとツッカリーニ。
シーボルトが長崎にいた頃、日本の植物の標本を母国に送り、シーボルトが命名。植物雑学辞典 による
・琉球諸島では、葉鞘の繊維で布を織り、芭蕉布を織り衣料品として利用。