有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

標高1000mに咲く花(2)

2020年06月12日 | 山野草
今回も標高1000mに咲く花です。
最初は名前の解らない花から、これは何でしょうね?
名前が判明しました、ヤマグルマ(山車)と言う木の花でした。
ヤマグルマ科ヤマグルマ属の常緑高木で、山形以西~西表島に分布。


花弁らしきものも有りません、元々無いのか、それとも落ちてしまったのか?
花は直径約1cm、花弁も萼もなく、1科1属1種で近縁種のない特異な植物だそうです。
勿論初見初撮りです。

こちらも初見初撮り、撮った時は何の花なのか分かりませんでした。
後で困らないよう、葉も入れて撮っておきます。

帰ってから調べると、どうやらコミネカエデ(小峰楓)のようです。

ムクロジ科カエデ属の落葉小高木で、本州~九州に分布する日本固有種。
花の直径は約4mm、雌雄異株でこれは多分雄株でしょう、雌株は見られませんでした。

草に居た虫ですが何でしょう?
上手く撮れなかったので、顔や頭が良く分かりません。
更にお腹から何か出てるようです、卵でしょうか。

これは何ツツジでしょうか?
ヤマツツジはもっと色が赤いし、モチツツジではないし。

色的にはレンゲツツジ(蓮華躑躅)かオンツツジ(雄躑躅)のようです。
しかしレンゲツツジとは葉が違い、オンツツジは紀伊半島と近畿以西となっていました。
因みに、オンツツジは別名ツクシアカツツジ(筑紫赤躑躅)とも言うようです。


サワフタギ(沢蓋木)だと思います、ちょっと違うような気も。(^^;)

↑ の花に居たカミキリムシの仲間。

多分ツマグロハナカミキリ(褄黒花天牛)・・・だと思います。


こちらはサワフタギで間違いないかと、 ↑ と雄蕊の数が違います。
だんだん怪しくなって来ました。(;^ω^)

ハイノキ科ハイノキ属の落葉低木で、北海道~九州に分布。

普段高くても3~400mの低山の花ばかり見てるので、1000mの花は良く分かりません。(>_<)
次回も標高1000mの花が続きます。
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