花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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雲仙 普賢岳のトリカブト

2018-10-03 | 登山
2018年10月2日

スッキリしないお天気ですが、雲仙へトリカブト見物に出かけてきました。

雲仙は県内の山なのですが、自宅から100Km以上あり、運転が嫌いな私にとっては非常に遠い山。

ですので、年に1~2回しか訪れない山なのです。

雲仙での楽しみは景色7割、花3割ぐらいなのですが、今回は濃霧で景色は台無し。

悔しいので、トップ画像は2011年に気持ちの良いお天気の中登山した画像を掲載しました。

どこで撮影したのかは秘密という事で。

ルートは

池の原→仁田峠→薊谷→紅葉茶屋→西の風穴→北の風穴→鳩穴分かれ→立岩の峰→霧氷沢→普賢岳→紅葉茶屋→薊谷→仁田峠→池の原


拡大地図はこちら

誰もいない、早朝の池の原から登山開始


仁田峠に到着し、山を見上げると濃霧の様相


薄暗い登山道をのんびり歩く


紅葉茶屋から新道へ




北の風穴に到着


立岩の峰付近で景色が開ける


濃霧で風景は今一


立岩の峰からの風景も晴れていれば素晴らしいのですが


霧氷沢に立ち寄る

この付近のダイモンジソウやフクオウソウはもう終わっていた


普賢岳山頂到着

ますます濃霧がひどくなる


すらりと伸びた長い足


瞬間的に霧が晴れ、すかさず撮影


約30秒程後には、平成新山はまた濃霧に包まれた


昼ごはんを食べた後は足早に下山

仁田峠からの風景も冴えない


仁田峠から見た妙見岳


野岳付近の展望台から下界を眺めて、池の原に下山しました


普賢岳のお花

谷を埋め尽くすアキチョウジにビックリ




シロバナアキチョウジも


ワレモコウ


コフウロがまだ残っていた




シギンカラマツ






タニソバ


仁田峠で狂い咲き


ジンジソウは多かった












ヒカゲミツバの地味な花








シロヨメナかな?


オオマルバノテンニンソウ






フクオウソウ






湿った岩壁にはダイモンジソウ








オオバショウマ






そして、最後にウンゼントリカブト


雲仙固有種と考える説もあるが、環境省の植物目録には記載されていないし、レッドデータでもタンナトリカブトに含めて記述されている


学術的にはタンナトリカブトと同種という事になるのでしょう












久しぶりにフルサイズを携えての登山で、薄暗い中での野草撮影には威力を発揮したが、重くて肩が凝った。

ニコンから軽量のフルサイズミラーレスが発売され、欲しいところですが、ボティだけで40万円程。

そんな高価なカメラが飛ぶように売れているという。

日本人ってやっぱりお金持ちが多いんですね~ 私にはとても買えません

それではまた(=゚ω゚)ノ