5月に撮影した野草の花
ボロボロノキ(幌幌の木)
Schoepfia jasminodora Siebold et Zucc.
ボロボロノキ科 ボロボロノキ属
花 期 : 3~5月
生育地 : 山地の常緑樹林内、岩場
分 布 : 九州~沖縄
RL指定 : なし
撮影 5月 長崎県
ボロボロノキの花は、自家不和合性と雌雄離熟がセットになった異型花柱性という繁殖システムを持っている
種内に柱頭が高く葯が低い長花柱花と柱頭が低く葯が高い短花柱花の2つの花型を持つ
これら異なる花型間の送粉により受精が行われ、自家不和合性と併せて自殖を抑制しているのだ
ボロボロノキは、落葉小高木で、九州から南西諸島に分布し、国内のボロボロノキ属では唯一の種である
初版 2017年5月11日
画像アップロード 20231226
記事アップロード 20170511