花追い放浪記

登山や野草観察のブログです
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ランとご対面 カゲロウラン ヤクシマアカシュスラン ツユクサシュスラン

2019-09-24 | 登山

2021年9月22日 記事修正

 

連休の花散策は空振りに終わりましたので、本日はラン類の自生地回り

 

最初はカゲロウラン

環境省準絶滅危惧種

まだ蕾が苞に包まれており、この状態から開花までは、経験上かなり時間がかかる事を知っている

 

葉の特徴は、光沢があり、葉縁が波打っている

昨年カゲロウランは少雨の影響なのか散々なものでしたので、今年は期待が大きい

 

次はヤクシマアカシュスラン

環境省絶滅危惧Ⅱ類

 

カゲロウランもヤクシマアカシュスランも南方系のランですので、九州北部で見る事は至難の業

 

しかし、温暖化が進んでますので、この手の植物には好都合なのかもしれない

 

葉はカゲロウランのような光沢はない

 

お次はツユクサシュスラン

これも九州南部や琉球列島では多く見られますが、九州北部では少ない

 

生い茂るシダの下には、一面にツユクサシュスランの葉が生えている

湿地のような環境の群生地です

 

毛深いのはご愛敬

アケボノシュスランのように、お肌すべすべではありませんが、いいじゃないですか

 

この株はピンクっぽい色で可愛らしい

 

今年は沢山の花茎が立っている

 

思いがけない場所で、ツキヌキオトギリを見つけた

環境省絶滅危惧ⅠB類

ラッキーでした(*^^*)

 

来年の花の時期が楽しみ

 

トラノオスズカケの花はもう終わってしまい、果実ができていた

今年はどうした事か、ツルギキョウが一つも見られない

私が教えてもらった自生地全てで、姿を消していた

残念(~_~;)