「邂逅(かいこう)の森」 読みました

ミステリーでも時代小説でもない、物語を久々に読みました。
邂逅とは、思わず巡りあうこと　と言う意味らし。　　　
　本作の題名は知っていたが、それは直木賞と山本周五郎賞のダブル受賞と言うことで記憶にあったのかもしれない。
明治末期から大正にかけての秋田の猟師の話だ。
当時はまだ、夜這いなんかあって、性に関してはおおらかだったんだな。　
　いずれにしろ、平成16年に書かれた小説の中でも名作だったことは間違いない。
　マタギと言う特殊な生業の男の生きざまが縦糸、男女の情が横糸、波乱万丈の物語だ。　最後の死闘は、最初からイメージできていたが、そこに行き着く物語が良かった。
　昨日から風邪で、今日は耳鼻咽喉科に行った。咳が出て、周りに迷惑かけるので会社を休んで、読み切り。
えがった。