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石巻で撮ったのは片方の幼児用ズック靴【悲惨な光景にレンズを向けることができず・・ 】写真家六田知弘

2013-03-06 17:00:58 | 東日本大震災
石巻で撮ったのは片方の幼児用ズック靴【悲惨な光景にレンズを向けることができず・・ 】写真家六田知弘

3・11東日本大震災から、もうすぐ1年・・・

☆失われた命を、家を、ふるさとを追慕する祈りの一葉一葉。

☆六田さんは「 モノには、被災者の魂がこもっている」と言う。



第2ホール特別催事 六田知弘写真展「3.11 時のイコン 東日本大震災の記憶」


河北新報/河北春秋 2013年03月06日より
………………………………………………………

東日本大震災から3週間後、写真家六田知弘さん(56)は、
仙台市の荒浜地区に入っ た。

悲惨な光景にレンズを向けることができず、東京に帰った。

9カ月後、再び被災地に 立った際、発見があった。

▼地面に目をやると、津波にのまれたものが散乱していた。

「『 この世に存在していたことを記録しておいて』と訴えているようだった」。

白紙の上に載せ、夢中でシャッターを切った

▼石巻で撮ったのは片方の幼児用ズック靴。
地面からは雑草が力強く生えていた。
ボロボロの教科書や折れ曲がったフォーク、
朽ち果てる寸前の空き缶もあった。

▼これまで、世 界各地の仏像や仏教遺跡を撮影してきた。
追求してきたテーマは堆積した時間の重さ。

被災地に残されていたモノにも、人と共にあった記憶が眠っていた。
「がれき」などではなかった

▼『時のイコン』と名付けた写真展がきのう、
東京・丸の内の相田みつを美術館で始まった。

被災3県に何度も足を運んで撮り続けた約50点を展示。
無機的なはずの遺物が、 物語を奏でる。

▼失われた命を、家を、ふるさとを追慕する祈りの一葉一葉。

六田さんは「 モノには、被災者の魂がこもっている」と言う。

細部に着目することで見えてくる被災の 実相があることを知る。

31日まで。

河北新報2013年03月06日河北春秋より
http://www.kahoku.co.jp/column/syunju/20130306_01.htm



石巻市・津波被害写真集はコチラ↓↓
宮城県石巻市・津波被害
http://tetunakaya.o.oo7.jp/indexharu20110503.html

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