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今の日本は悪夢から覚めて、その悪夢をすぐに忘れたがっている【原発映画、希望の国】

2013-01-30 18:48:45 | 脱原発
今の日本は悪夢から覚めて、その悪夢をすぐに忘れたがっている【原発映画、希望の国】

☆タイトルとは裏腹に、言いようのない絶望感に襲われた。『希望の国』


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http://youtu.be/zkxFrqK-ujg

☆「今の日本は悪夢から覚めて、その悪夢をすぐに忘れたがっている」と、
☆園子温(しお ん)監督がインタビューに答えていた。

☆被災地では多くの人が、
☆いまだ悪夢のただ中にいるのが現実の姿である。

河北新報 河北抄より
…………………………………

■タイトルとは裏腹に、言いようのない絶望感に襲われた。

原発事故後の町民たちを描い た話題の映画『希望の国』を見た。
舞台設定は、東日本大震災から数年後の近未来。
長島県大葉町という架空の町に住む酪 農家を軸に、物語が進む。
主人公の男は妻、息子夫婦と暮らす。ごく平凡な家族だ。

ところが、地震により原発事故が発生。生活が一変する。

避難命令が出され、息子夫婦 は町外に避難するが、
男は妻とともにこのまま残る決意をする。
フィクションではあるが、被災者への取材をもとにしており、
おととしの震災と二重写 しになっている。

映像もリアルだ。

認知症の妻が「お父ちゃん、帰ろうよ」と何度も繰り返すシーンが印象的だ。

果たして、大葉町の人々が家に戻れる希望の日は訪れるのだろうか?

「今の日本は悪夢から覚めて、その悪夢をすぐに忘れたがっている」と、
園子温(しお ん)監督がインタビューに答えていた。

被災地では多くの人が、

いまだ悪夢のただ中にい るのが現実の姿である。

仙台では2月1日まで、桜井薬局セントラルホールで上映。

(2013・1・30)

河北新報 河北抄 2013・1・30より転載引用
http://www.kahoku.co.jp/column/khksyou/20130130_01.htm

☆原発映画☆希望の国☆【日本人よ原発事故を忘れるな!!】 園子温監督。

園子温監督が“原発事故“を題材に した社会派ドラマ。

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☆2013年1月20日公開

☆園子温が描く、3・11後の日本で生きることの覚悟鬼才・園子温が、

☆今の日本の最大のタブーとされる原発問題に

☆向き合った新作「希望の国」が公開された。

東日本大震災から数年後の架空の土地を舞台に、
新たな地震と原発事故に翻ろうされながらも
希望を見いだし ていく家族の姿を通し、
3・11後の日本で生きることの哀しみと覚悟を描いた本作は、
ワールドプレミアとなった9月のトロント映画祭で
最優秀アジア映画賞を受賞!!

133分 - 人間ドラマ 監督: 園子温 -

予告編YouTube
<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/zkxFrqK-ujg" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
http://youtu.be/zkxFrqK-ujg

「恋の罪」「ヒミズ」の園子温監督が、大地震で離れ離れになりながらも、
それぞれの愛を貫く3組の男女の 姿をオリジナル脚本で描く。

酪農家の小野泰彦は、妻や息子夫婦と平和でつつましい日々を送っていた。
一 方、隣家の息子は家業を手伝わずに恋人と遊んでばかり。

そんなある日、大地震が発生し一帯の住民は避難を 強いられるが、
泰彦らは長く住み着いた家を離れることができない。

そんな中、息子の妻いずみが妊娠してい ることが発覚する。
主人公・泰彦を夏八木勲が演じ、その妻役に大谷直子。

息子夫婦を村上淳と神楽坂恵、隣家の息子とその恋人を清水優、梶原ひかりが演じる。

園子温監督最新作『希望の国』 オフィシャルサイト
http://www.kibounokuni.jp/

映画comより
……………………………

☆希望の国 インタビュー: 園子温が描く3・11後の日本で生きることの覚悟

園子温が描く、3・11後の日本で生きることの覚悟
鬼才・園子温が、今の日本の最大のタブーとされる原発問題に
向き合った新作「希望の国」が公開された。

東日本大震災から数年後の架空の土地を舞台に、
新たな地震と原発事故に翻ろうされながらも
希望を見いだしていく家族の姿を通し、
3・11後の日本で生きることの哀しみと覚悟を描いた本作は、
ワールドプレミアと なった9月のトロント映画祭で最優秀アジア映画賞を受賞。

日本公開前から注目を浴びた本作への思い入れを聞いた。
(取材・文・写真/藤井竜太朗)

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昨年のベネチア国際映画祭で喝采を浴びた「ヒミズ」に続き、
再び2011年3月11日に起きた東日本大震災の被災地を撮影した園監督。
やはり「1本撮って終わりというわけにはいかなかった」という。

「これまでの作品の題材は自分から積極的に
採りあげようというものはなかったんですけど、
今回の場合、これまでと違うのは過去に起こっていることではなく、
現在進行形のことなんですよね。

だから、態勢が整う のを待たずして、
『この映画は撮らないといけない』という思いがすごい強かったんです。

だから、自主映画 でもいいやという気持ちで
資金が集まる以前から動き出してました」

シナリオ執筆のため、原発事故と津波の関連本を片っ端から
読みあさったが、現地へ取材に行くと心境に大きな変化が訪れた。

「最初は書物から得た知識をたくさん盛り込もうと思っ ていたんですが、現地で取材していると、

そういった原発の仕組み等々の上部構造のことは
どうでも良くなっていっ たんです。

寒かったとか、暗いとか、下部構造の話ばっかりなので、
本で得た知識を映画に詰め込むくらいだったら、
映画にしないで本を読んで貰ったほうが
いいと思うよ うになったんですよ。

だから、途中で一回知識を全部捨てて、
福島の地元で、直接会った人の話と、自分が感じたこと、
経験したこと以外は入れないようにしました」

その取材の中で、自宅の庭を境界線で分断された家族と偶然出会う。
ここで、目に見えない放射能を可視化する本作の舞台設定が出来上がった。

「実際にその家族が住んでいた場所に行くと、
立入禁止の立て札のこちら側は綺麗に花が咲いてて、
向こう側は枯れているんです。

家屋の中が境界線になっている家もあるそうですが、
そういう実態は、報道でも聞い てなかったので、
ここが舞台なら不条理を描けると思い、この家を起点にシナリオを書き始めました」

3・11と福島第一原発事故後の原発をテーマに、
実際に 被災地で撮影した日本の劇映画は本作が初めて。

これまで の作品でもタブーに挑戦してきたが、
今回は現在進行形で なおかつ現在の日本の最大の関心事である。

「今回の映画も、また目立とう精神で撮ってるよとか、
福島を食い物にしているとか、
そういう貧しい発想で文句を言う人が出てきてますが、
一番寂しかったのは、映画以 外のアートの分野、
たとえば文学界も音楽界も
3・11をど うとらえるかということを、課題にしていたのに、

日本の映画界はそういった動きがほとんど無かったことです。
やっぱりアートではなく芸能なんだなって思いましたよ。

僕が映画監督を志したときに、
うちの親父は堅い人だった ので
『そんな芸能の世界、止めろ』と怒られたんですけど (笑)、
親父の言ったとおりだと思わせられましたね」

現在の日本社会全体に対しても同様の厳しい目を向け る。

「先日テレビで対談させてもらった
社会学者の大澤真幸(おおさわ・まさち)さんの著書
『夢よりも深い覚 醒へ 3・11後の哲学』(岩波新書)に、
“悪夢からはすぐに目を覚まさずに、
その悪夢としっかり対峙し て、
なぜそのような夢を見ているのかを考え抜かなければならない”
というようなことが書いてあったんです が、

今の日本はまさにそれに反して、悪夢から覚めて、
その悪夢をすぐに忘れたがっているんです。

悪夢って いうのは、普通の人間心理からいって、
すぐに目を覚ましたくなるのは分かるのですが、
何故この悪夢を見ることになったのかを
知り尽くさないといけないはずなんです。

そういう意味で、日本人は対処をきちんとしてなく、
第2次世界大戦後も、歴史をしっかりと検証しないまま
現在まで来ていて、そこに原発事故が起きたん です。

同じ敗戦国のドイツは逆で、
なせヒトラーに滅茶苦茶にされたのかということを
しっかり検証して、なおかつ原発についても処理していたんです」

本作で、3・11後の日本で生きることの哀しみと覚悟を描いた園監督。

ガラッとテーマが変わる次回作
「地獄でなぜ悪い WhyDon'tyouplayinhell?」と
並行してハリウッド で撮る準備もしているという。

「次回作はマキノ雅弘監督や深作欣二監督への
オマー ジュ満載のコメディですが、
これは『希望の国』からシフ トチェンジするのが難しかったですね。
『地獄で~』の現 場では当然のように原発の話は一切関係ないので、
ちょっ と違和感がありました。

そういった意味で日本は居心地が 悪いんですが、
ハリウッドでデビューするのも最初の1作が
生命線を問われた映画になるし、慎重になりますよ。

僕が撮っている映画って、
日本だとほかの監督たちの作品が どれも似た色だから、
たまたま目立ってしまうというだけ であって、
海外では個性的なのが当たり前なので違和感な いんですよね。
だから、そういう普通の映画になってしまったときに、
自分の色をどれだけ際立たせることが できるのか、
つまりはどういう勝負が出来るのかが凄く楽しみなんで、
早めに撮りたいとは思っているんです けどね」

映画comより引用
http://eiga.com/movie/57744/interview/


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