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【福島の悪夢再び】「東通」も活断層・「浜岡原発」真下に活断層 全長400キロ!!

2012-12-21 19:47:45 | 脱原発

【福島の悪夢再び】「東通」も活断層・「浜岡原発」真下に活断層 全長400キロ!!

東京新聞社説より

■日本は世界有数の地震国である。ところが、その特殊さに目をつむり、

■安全を後回しにして原発を造り続けてきた。

■福島第一原発の惨状は、この国で原発が動き始めた四十年前に戻って、

■安全性を総点検せよとのシグナルだ。

■科学と倫理の見地から、危ないものは危ない、動かせないものは動かせないと、

■科学者たちには腰を据えて訴え続けてもらいたい。

■そうしない限り、福島の悪夢はいつかまた、繰り返されるのではないか。


東京新聞 社説 2012-12-21より引用
……………………………………………………
「東通」も活断層 疑わしきは動かせない

 裁判とは違う。疑わしきは黒なのだ。原子力規制委員会の専門家調査団は、
東北電力東通原発敷地内の断層が活断層とみられることで一致した。
そんな疑いがある場所で、原発は動かせるだろうか。

 またも全員一致である。規制委の調査団は、
東通原発敷地内を走る断層が「活断層の可能性が高い」と評価した。

 敦賀2号機のように原子炉の真下を走っているわけではないという。

しかし、敷地内に地震の恐れがあるとみられるだけで、十分危険なことではないか。
通り一遍の耐震補強ぐらいで、安全が守られるのか。

 東北電力は、粘土を含んだ地層が地下水を吸って膨らむ「膨潤」という状態であって、
「活断層ではない」と否定し続けている。
原発の立地や稼働が最優先、安全、安心は二の次という電力会社の体質は、
相変わらずであるようだ。このようなことでは、安心からもほど遠い。

 原発立地の妨げになる活断層は、その規模や影響が過小評価されてきた。
無視されたり、故意に隠されたりした恐れもある。

 日本は世界有数の地震国である。ところが、その特殊さに目をつむり、
安全を後回しにして原発を造り続けてきた。
福島第一原発の惨状は、この国で原発が動き始めた四十年前に戻って、
安全性を総点検せよとのシグナルだ。

 私たちは今月十二日の社説で、国内のすべての原発を対象に、
規制委が直接断層調査に乗り出すよう指摘した。
東通原発のある下北半島には、原子力関連施設が集中する。
極めて危険な使用済み核燃料の再処理工場やウラン濃縮工場などもある。
絶対に地震の被害にあってはならない施設が、集中する地域なのである。

 半島の東には、全長約百キロの大陸棚外縁断層が並行して走っており、
東通原発内の断層などと連動して大地震を引き起こす危険性をはらんでいる。
入念な上にも入念な調査が必要だ。

 政権が交代し、原発再稼働への追い風が、漂い始めているようだ。
しかし政治がどう変わろうと、安全神話の復活は許されない。
そのためには、規制委の独立性が不可欠だ。

 科学と倫理の見地から、危ないものは危ない、動かせないものは動かせないと、
科学者たちには腰を据えて訴え続けてもらいたい。

そうしない限り、福島の悪夢はいつかまた、繰り返されるのではないか。


東京新聞 社説 2012-12-21より引用
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012122102000139.html


【浜岡原発真下に活断層 名古屋大教授指摘 室戸岬まで全長400キロ】

東京新聞より
…………………………

浜岡原発真下に活断層 名古屋大教授指摘 室戸岬まで全長400キロ

2011年7月17日

中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の真下を通り、室戸岬(高知県)に
延びる長 さ四百キロの巨大な活断層が存在する可能性があることが、
鈴木康弘名古屋大教授 (変動地形学)らの研究で分かった。

中電は独自の調査結果で活断層の存在を否定しているが、
東日本大震災を受け、専門家らは耐震評価の見直しを訴えている。

日本列島周辺の海底を調査した海上保安庁のデータを基に、
鈴木教授と中田高広島 大名誉教授らが二〇〇九年に詳細な海底地形図を作製し、
研究を進めている。

その結 果、浜岡原発周辺の太平洋岸から室戸岬付近まで四百キロにわたり
幅十~三十キロ、 深さ三百~千メートルの海底のたわみ
「撓曲(とうきょく)」を確認。「遠州灘撓曲帯」と名付けた。

撓曲は、もとは水平だった地形が、その地下にある活断層の動きで、できるとさ れ、
「遠州灘撓曲帯」の地下には、同じ長さの活断層が想定される。

鈴木教授は、浜岡原発の北東二キロにあり、
段丘状に隆起している「牧之原台地」 も、
遠州灘撓曲帯を形成した活断層の動きによる地形と推測し、
浜岡原発の真下に活 断層がある可能性を指摘している。

中電は、浜岡原発の半径百キロ圏内の海域に十四の活断層があることは認めているが、
音波探査の結果、遠州灘撓曲帯に対応する活断層はないとしている。

中電が把握している活断層の中で最も強い揺れを想定する
「石花海(せのうみ)海 盆西縁断層帯」は長さ三十四キロ。
鈴木教授は「可能性のある断層は想定に入れるべ きだ」と求めている。

東京新聞 2011年7月17日引用
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2011071702100004.html



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