野球 加藤コミッショナーは知っていた！
大物ＯＢが１カ月前に指摘
‥‥元外務省官僚らしい傲慢
ゲンダイネットより
【権藤博コラム「勝負の心得 ケンカの作法」】
部下の独断との言い分だが
うのみにはできない。
責任を押し付けられる形となった
事務局長はその前日に、
「コミッショナーにも相談した」と
はっきり言っているのだ。
仮に本当に知らなかったとすれば、
プロ野球を統括する
最高責任者としての体をなしていない。
どっちにしろ、問題である。
ゲンダイネット2013・6・14
……………………………………………
加藤コミッショナーは知っていた！ 大物ＯＢが１カ月前に指摘
【権藤博コラム「勝負の心得 ケンカの作法」】
１カ月前、日刊ゲンダイ（５月１７日発売号）のコラムで、
いま大騒ぎになっている「統一球」について書いた。
内容をかいつまんで記すと、
＜昨年までに比べて明らかに ボールが飛ぶようになった。
それは、いい。問題は、
コミッショナーが『ボールは変えていない』と言っていることだ。
歴然とした差が出ているのに、これでは誰も納得しな い。説明責任を果たせ＞
とコミッショナーの対応を俎上（そじよう）に載せたものである。
実はこれには後日談がある。
紙面が発売された１７日に、
ナゴヤドームで２０００安打を達成した谷繁の表彰式があった。
加藤コミッショナーも出席すると聞いて、私は球場へ足を運んだ。
コラムで「やましいことがあるのではないか」
と取り上げた以上、書き逃げするのは性に合わない。
グラウンドで私の姿を見つけ、
にこやかな表情で声をかけてくれたコミッ ショナーに言った。
「コミッショナー、ゲンダイのコラムに書きましたからね。
読んでください。
明らかにボールが変わっているのに、
『変えていない』と言うだけじゃ通用しませんよ。
コミッ ショナーにはきちんと事実を検証し、説明する責任がありますよ」
すると、コミッショナーは「いや、それは……」と歯切れが悪い。
私は、「飛ぶボールが問題だと言っているんじゃないんです。
むしろ、私は賛成です。
昨年までのあのボー ルじゃ、打者に不利すぎる。
ホームランが出ない、ロースコアの試合ばかりというんじゃ、面白みがない。
投手戦はたまにあるから価値があるんですから。
変えたなら変えた と、堂々と言えばいいじゃないですか」
と続けたが、コミッショナーはバツが悪そうに口ごもるだけだった。
１２日の会見でコミッショナーは、
ボールを勝手に変更したことも、
製造元のミズノへ口止めしたことも、「私は知らなかった」と言った。
部下の独断との言い分だが、うの みにはできない。
責任を押し付けられる形となった事務局長はその前日に、
「コミッショナーにも相談した」とはっきり言っているのだ。
仮に本当に知らなかったとすれば、
プロ野球を統括する最高責任者としての体をなしていない。
どっちにしろ、問題である。
一昨年の巨人の清武の乱といい、今回のボール問題といい、
日本には本当の意味でのＧＭも
コミッショナーもいないと痛感させられた。
日米で選手のレベルに差はなくなった が、
組織としてはとんでもない差がある。
ゲンダイネット 2013・6・14 より
http://spweb.gendai.net/articles/view/sports/142930
今年のホームラン記録は
どんなに打っても
参考記録に過ぎない。
大物ＯＢが１カ月前に指摘
‥‥元外務省官僚らしい傲慢
ゲンダイネットより
【権藤博コラム「勝負の心得 ケンカの作法」】
部下の独断との言い分だが
うのみにはできない。
責任を押し付けられる形となった
事務局長はその前日に、
「コミッショナーにも相談した」と
はっきり言っているのだ。
仮に本当に知らなかったとすれば、
プロ野球を統括する
最高責任者としての体をなしていない。
どっちにしろ、問題である。
日本は完全に幼稚化した人間たちがリーダーシップを握っていることを露呈！さらに残忍化した！児玉清
ゲンダイネット2013・6・14
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加藤コミッショナーは知っていた！ 大物ＯＢが１カ月前に指摘
【権藤博コラム「勝負の心得 ケンカの作法」】
１カ月前、日刊ゲンダイ（５月１７日発売号）のコラムで、
いま大騒ぎになっている「統一球」について書いた。
内容をかいつまんで記すと、
＜昨年までに比べて明らかに ボールが飛ぶようになった。
それは、いい。問題は、
コミッショナーが『ボールは変えていない』と言っていることだ。
歴然とした差が出ているのに、これでは誰も納得しな い。説明責任を果たせ＞
とコミッショナーの対応を俎上（そじよう）に載せたものである。
実はこれには後日談がある。
紙面が発売された１７日に、
ナゴヤドームで２０００安打を達成した谷繁の表彰式があった。
加藤コミッショナーも出席すると聞いて、私は球場へ足を運んだ。
コラムで「やましいことがあるのではないか」
と取り上げた以上、書き逃げするのは性に合わない。
グラウンドで私の姿を見つけ、
にこやかな表情で声をかけてくれたコミッ ショナーに言った。
「コミッショナー、ゲンダイのコラムに書きましたからね。
読んでください。
明らかにボールが変わっているのに、
『変えていない』と言うだけじゃ通用しませんよ。
コミッ ショナーにはきちんと事実を検証し、説明する責任がありますよ」
すると、コミッショナーは「いや、それは……」と歯切れが悪い。
私は、「飛ぶボールが問題だと言っているんじゃないんです。
むしろ、私は賛成です。
昨年までのあのボー ルじゃ、打者に不利すぎる。
ホームランが出ない、ロースコアの試合ばかりというんじゃ、面白みがない。
投手戦はたまにあるから価値があるんですから。
変えたなら変えた と、堂々と言えばいいじゃないですか」
と続けたが、コミッショナーはバツが悪そうに口ごもるだけだった。
１２日の会見でコミッショナーは、
ボールを勝手に変更したことも、
製造元のミズノへ口止めしたことも、「私は知らなかった」と言った。
部下の独断との言い分だが、うの みにはできない。
責任を押し付けられる形となった事務局長はその前日に、
「コミッショナーにも相談した」とはっきり言っているのだ。
仮に本当に知らなかったとすれば、
プロ野球を統括する最高責任者としての体をなしていない。
どっちにしろ、問題である。
一昨年の巨人の清武の乱といい、今回のボール問題といい、
日本には本当の意味でのＧＭも
コミッショナーもいないと痛感させられた。
日米で選手のレベルに差はなくなった が、
組織としてはとんでもない差がある。
ゲンダイネット 2013・6・14 より
http://spweb.gendai.net/articles/view/sports/142930
今年のホームラン記録は
どんなに打っても
参考記録に過ぎない。
