昨日、就職活動をバリバリしている友人の自己分析に付き合いました。
「就職活動は小細工するより、徹底的に志望動機と自己分析を練り上げることだ!」
…ってのは、一般的なセオリーのようです。
てなわけで、友人の自己分析に付き合ったわけですが、話しているうちに、その友人の対人特性は、「誠実だけど信用できない」…と、まとめられるのではないか?という話になりました。
彼と会ったことのある方なら誰でもわかることですが、彼はともかく「胡散臭い」(笑)。その「胡散臭さ」がどこから来るのかというと、最後の最後のそのまた最後まで、自分の立場を留保したがるその狡さというか、優しさというか、慎重さというか…そんなものです。
だけど人間って、相手が自分のことをどう見ているかを常に会話の中で探りつつ、その中で自分の安心できる危険のない立ち位置を決めていくんですよね。…だから、いつまでたっても立場を留保されると、たいていの人は困惑します。で、「なに考えてるのかわからない」「胡散臭い」と言って…短気な人はさらに怒り出したりする。
可愛そうといえば、可愛そうな話です。本人は至って真面目に、真摯にあろうとしているわけですから。…ただ自分を表出しないだけで。
てなわけで、まとまったところでわたしの話になりました。…で、すぐにまとまったのが、
「信用できるけど誠実ではない」
わたしは感情的な表出が多いし、自分のことを率直に話す。それに相手の立場を侵害するような言動をすることもないから、初めて話す人でもすぐに安心した立場を確保できるし、わたしを信用することができる。
だけど関係を重ねるにつれ、あるとき突然ふと不安になるらしい。「本当のKIMISTEVAはどこにいるの?」…って。
あまりにも上手くいきすぎる。あまりにも軋轢がおきない。軋轢が起きてもすぐに「ごめんね。わたしが悪かったね」といってわたし自身が問題を回収してしまう。
…この人、本当にリアルな人間なのか?…と思うらしい。あまりにもストラテジックに対人関係をこなすから、わたしという人間そのものの姿はどんどん希薄になる。
それでもどこかに、それがあることもわかる。だからこそ、人は不安になるらしい。
「信用できるけど誠実ではない」
とりあえず自戒をこめて、この言葉を繰り返しておこう。
「就職活動は小細工するより、徹底的に志望動機と自己分析を練り上げることだ!」
…ってのは、一般的なセオリーのようです。
てなわけで、友人の自己分析に付き合ったわけですが、話しているうちに、その友人の対人特性は、「誠実だけど信用できない」…と、まとめられるのではないか?という話になりました。
彼と会ったことのある方なら誰でもわかることですが、彼はともかく「胡散臭い」(笑)。その「胡散臭さ」がどこから来るのかというと、最後の最後のそのまた最後まで、自分の立場を留保したがるその狡さというか、優しさというか、慎重さというか…そんなものです。
だけど人間って、相手が自分のことをどう見ているかを常に会話の中で探りつつ、その中で自分の安心できる危険のない立ち位置を決めていくんですよね。…だから、いつまでたっても立場を留保されると、たいていの人は困惑します。で、「なに考えてるのかわからない」「胡散臭い」と言って…短気な人はさらに怒り出したりする。
可愛そうといえば、可愛そうな話です。本人は至って真面目に、真摯にあろうとしているわけですから。…ただ自分を表出しないだけで。
てなわけで、まとまったところでわたしの話になりました。…で、すぐにまとまったのが、
「信用できるけど誠実ではない」
わたしは感情的な表出が多いし、自分のことを率直に話す。それに相手の立場を侵害するような言動をすることもないから、初めて話す人でもすぐに安心した立場を確保できるし、わたしを信用することができる。
だけど関係を重ねるにつれ、あるとき突然ふと不安になるらしい。「本当のKIMISTEVAはどこにいるの?」…って。
あまりにも上手くいきすぎる。あまりにも軋轢がおきない。軋轢が起きてもすぐに「ごめんね。わたしが悪かったね」といってわたし自身が問題を回収してしまう。
…この人、本当にリアルな人間なのか?…と思うらしい。あまりにもストラテジックに対人関係をこなすから、わたしという人間そのものの姿はどんどん希薄になる。
それでもどこかに、それがあることもわかる。だからこそ、人は不安になるらしい。
「信用できるけど誠実ではない」
とりあえず自戒をこめて、この言葉を繰り返しておこう。