燃費向上ニーズの高まりを背景に、CVT(無段変速機)を搭載する車種が増えている。日産自動車が2007年度に搭載比率で5割を目指すなど、日本国内での普及は急ピッチ。半面、高速走行時は伝達効率が低下するため、欧米での普及は限定的。こうした弱点を克服し、CVTは変速機の主流になれるか?
日経Automotive Technology > Cover Storyより以下連載目次:
明日より1日1話お送り致します
【Part1:どこまで広がるCVT】国内各社が搭載車種を大幅拡大/効率向上がカギ握る欧米への普及
【Part2:金属ベルトCVTの進化】駆動損失低減目指し構造を工夫/ポンプを別置き、減速機を入力軸に
【Part3:トロイダルCVTの反撃】遊星歯車と組み合わせて効率を向上/フルトロイダルの改良も進む
【Part4:ATの多段化】機械要素を減らした6AT、8AT/制御技術の進化で可能に
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明日より1日1話お送り致します
【Part1:どこまで広がるCVT】国内各社が搭載車種を大幅拡大/効率向上がカギ握る欧米への普及
【Part2:金属ベルトCVTの進化】駆動損失低減目指し構造を工夫/ポンプを別置き、減速機を入力軸に
【Part3:トロイダルCVTの反撃】遊星歯車と組み合わせて効率を向上/フルトロイダルの改良も進む
【Part4:ATの多段化】機械要素を減らした6AT、8AT/制御技術の進化で可能に
現行6シリーズはエレガントな装いのラグジュアリークーペとして、世界一美しいとまで言われた初代6シリーズから14年振りとなる2003年に登場。5シリーズをベースとしたボディはワイド&ローの外観を持ち、圧倒的なボリューム感とエレガントさを兼ね備えている。アルミニウムやスチールに加えて、樹脂の各素材を使い分けることで大幅な軽量化を実現し、ダイナミックなドライビングや俊敏な走りを可能にしている。高い運動性能を発揮するために、コーナーリング時にボディ・ロールを抑えるアクティブ・シャーシ・コントロールのダイナミック・ドライブや、低中速走行時と高速走行時でステアリング・ギア比を増減し、低中速時のダイレクトな操作感と高速走行時の安定性を実現するアクティブ・ステアリングなど、先進技術が意欲的に採用されている。インテリアはレザーシートやウッドトリムを採用し、スポーティさと上質さを併せ持つ。また、オプション装備ではカーブ内側の路上を最適に照らし出すアダプティブ・ヘッドライトが用意される。コーナーリング時の視界を確保するのに有効だ。2005年10月のマイナーチェンジでは、V型8気筒エンジンの排気量を4.4リッターから4.8リッターに拡大し、動力性能の大幅な向上を実現している。これに伴ってグレード名も645Ciから650Ciへと変更された。同時に人気のオプション装備を標準装備化するなど、装備の充実化を図っている。
ネーミングに関しては6シリーズを継承させるかどうかで最後まで悩んでいたようだ。 M1以来のリトラクタブルヘッドライト、CSLを彷彿させるサイドビューではあるが、どうも当時のトヨタ・スープラ(MA70系)に近似性を感じさせる点は否定できない事実であろう。 また、ボディはBピラーを持たないハードトップ形状であった為に、いずれカブリオレモデルがデビューするだろうと予測されていたが、メーカー純正のオープンモデルは遂に出る事は無かった。
日本に正規輸入されたモデルは以下のようになっている。
- 850CSi (1994年~1996年)
- 840CiA M-インディビデュアル (1996年~)
- V型8気筒DOHCエンジン、4398cc、286馬力
- エンジンの排気量が上がりパワーは不変ながら、トルクは40.8kgm/4500rpmから42.8kgm/3900rpmへとアップした。
- 外板色、内装色、素材等を完全にオーダーメイド制としたのがM-インディビデュアル仕様であった。
- エンジンの排気量が上がりパワーは不変ながら、トルクは40.8kgm/4500rpmから42.8kgm/3900rpmへとアップした。
- V型8気筒DOHCエンジン、4398cc、286馬力
後継モデルは6シリーズ(E63/64系)である。
初代6シリーズ。『世界一美しいクーペ』と評され、今なお愛好家が多い。 BMW Japan Corp.設立前はバルコム・オート・トレイディングが輸入を行っていた。
日本に正規輸入されたモデルは以下のようになっている。
- 633CSiA (~1984年)
- 直列6気筒SOHCエンジン、3210cc、180馬力
- 日本仕様は3段オートマチックトランスミッションのみの設定である。
- バリエーションにサイドストライプ、リアスポイラー、Mマークを装着したM633CSiAが存在する。
- 日本仕様は3段オートマチックトランスミッションのみの設定である。
- 直列6気筒SOHCエンジン、3210cc、180馬力
- 635CSiA (1985年~1989年)
- M635CSi (1985年~1987年)
- 直列6気筒DOHCエンジン、3453cc、286馬力
- M1と同一のDOHCユニットを搭載。5段マニュアルトランスミッションのみの設定。
- 当時のヨーロッパ・ツーリングカー選手権(ETC)でTWRジャガーXJ-Sが登場するまで無敵の存在であった。
- M1と同一のDOHCユニットを搭載。5段マニュアルトランスミッションのみの設定。
- 直列6気筒DOHCエンジン、3453cc、286馬力
- M6 (1988年~1989年)
- 直列6気筒DOHCエンジン、3453cc、286馬力
- いわばM635CSiのマイナーチェンジ版。外装は88年以降の635CSiに準じたものになっている。
- ノーマルエンジンで『M』を名乗っていたM633CSiやM535iなどと区別を付けるために名称変更をした。
- M3も当初はM323iを名乗る予定であったらしい。
- いわばM635CSiのマイナーチェンジ版。外装は88年以降の635CSiに準じたものになっている。
- 直列6気筒DOHCエンジン、3453cc、286馬力
惜しまれつつも1989年に生産終了。 事実上の後継モデル8シリーズを経てE63/E64系6シリーズへ。
2008年、日本に里帰りを計画中のアキュラ(ホンダが北米市場で展開するプレミアムブランド)がラインアップ計画に組み込んでいるのが、このアキュラRDX。北米では人気のMDXに次ぐ、アキュラブランドのSUV第二弾となるRDXは、今年のニューヨークショーでその姿を初披露。そのアグレッシブなスタイリングに注目が集まった。
コンセプトづくりからデザインをHRA(ホンダリサーチオブアメリカ)で、開発は栃木研究所が担当した日米合作モデルとなるRDX、張りのある面と切れのあるラインで構成されて、ボディは遠めでも識別できるくらい個性的なエクステリアに仕上げられている。ちなみにボディサイズは4590×1869×1656(mm)で、ホイールベースは2650mmと、国内でも十分に使える寸法に仕上げている。ドアノブやセンターコンソール、インパネなどにメタルを多用したインテリアは、本革仕様のシートと相まって高級感を漂わせる。
コンセプトづくりからデザインをHRA(ホンダリサーチオブアメリカ)で、開発は栃木研究所が担当した日米合作モデルとなるRDX、張りのある面と切れのあるラインで構成されて、ボディは遠めでも識別できるくらい個性的なエクステリアに仕上げられている。ちなみにボディサイズは4590×1869×1656(mm)で、ホイールベースは2650mmと、国内でも十分に使える寸法に仕上げている。ドアノブやセンターコンソール、インパネなどにメタルを多用したインテリアは、本革仕様のシートと相まって高級感を漂わせる。
トヨタは、米国ケンタッキー州にあるTMMK(Toyota Motor Manufacturing, Kentucky, Inc.)で、13日より、「カムリハイブリッド」のラインオフ式を実施、北米初となるハイブリッド車の生産を開始した。
カムリハイブリッドは、今年5月から北米において販売を開始し、9月末までに約2万3000台を販売している。トヨタでは、ハイブリッド車としては、北米でこれまでに2000年の「プリウス」販売開始を皮切りに、「ハイランダーハイブリッド」、「RX400h」、「GS450h」を販売。今年9月末までの累計販売台数は約42万台となっている。2007年には「LS600h」の導入も予定しており、今後もハイブリッド車の一層の普及に向け、積極的に商品投入を行っていく考え。 ラインオフ式の席上で、TMMKのセントアンジェロ社長は、「TMMKで北米初となるハイブリッド車の生産を開始できたことを大変誇りに思う。これは、米国で1997年から昨年までの9年間で、8回の年間乗用車販売台数第1位を記録しているカムリを生産してきたチームメンバーの高い技術力と絶え間ない努力の賜物であり、感謝したい。」と語った。
カムリハイブリッドは、今年5月から北米において販売を開始し、9月末までに約2万3000台を販売している。トヨタでは、ハイブリッド車としては、北米でこれまでに2000年の「プリウス」販売開始を皮切りに、「ハイランダーハイブリッド」、「RX400h」、「GS450h」を販売。今年9月末までの累計販売台数は約42万台となっている。2007年には「LS600h」の導入も予定しており、今後もハイブリッド車の一層の普及に向け、積極的に商品投入を行っていく考え。 ラインオフ式の席上で、TMMKのセントアンジェロ社長は、「TMMKで北米初となるハイブリッド車の生産を開始できたことを大変誇りに思う。これは、米国で1997年から昨年までの9年間で、8回の年間乗用車販売台数第1位を記録しているカムリを生産してきたチームメンバーの高い技術力と絶え間ない努力の賜物であり、感謝したい。」と語った。
軽自動車メーカー各社が2006年9月の軽乗用車の販売台数を明らかにした。各メーカーから得た情報をもとに作成したランキングでは、33ヵ月連続でワゴンRがトップ。2位以下との差は4000台と依然として大きく開いている。
2位は前月同様ムーヴ。ムーヴは10月にフルモデルチェンジを実施。軽最大の室内空間を得たほか、軽自動車として初めて車線逸脱警報機能やプリクラッシュセーフティシステムを採用するなど機能面も充実化。10月以降のランキングでは、ワゴンRの販売を上回る可能性は十分にある。
2位は前月同様ムーヴ。ムーヴは10月にフルモデルチェンジを実施。軽最大の室内空間を得たほか、軽自動車として初めて車線逸脱警報機能やプリクラッシュセーフティシステムを採用するなど機能面も充実化。10月以降のランキングでは、ワゴンRの販売を上回る可能性は十分にある。
順位 | 車名 | メーカー | 台数 |
1 |
ワゴンR | スズキ | 18,425 |
2 |
ムーヴ | ダイハツ | 14,210 |
3 |
ライフ | ホンダ | 12,998 |
4 |
eKワゴン | 三菱 | 10,701 |
5 |
タント | ダイハツ | 9,442 |
6 |
ゼスト | ホンダ | 7,365 |
7 |
ステラ | スバル | 5,921 |
8 | モコ | 日産 | 4,892 |
9 | MRワゴン | スズキ | 4,763 |
10 |
アルト | スズキ | 4,107 |
11 |
エッセ | ダイハツ | 3,661 |
12 | バモス | ホンダ | 3,257 |
13 | エブリイワゴン | スズキ | 3,202 |
14 | アルトラパン | スズキ | 3,160 |
15 | ミラ | ダイハツ | 2,887 |
16 | ムーヴ・ラテ | ダイハツ | 2,670 |
17 | AZワゴン | マツダ | 2,652 |
18 | ソニカ | ダイハツ | 2,640 |
19 | i(アイ) | 三菱 | 2,599 |
20 | ザッツ | ホンダ | 2,501 |