キラークイーン

三菱からスバルへの禁断の移籍
ランエボの魂を右手に、左手にスバルの情熱を。

@killerqueenmomo

こころ

2006-10-03 22:50:55 | 雑談
夏目漱石の代表作のひとつ「こころ」

現在はその名作っぷりから高校の国語の教科書に載っています。私の学校では2年生に習うものとなっています。結構めんどくさかった記憶が残ってますが…。

今日から読み始めました。私達が習った部分は、全体を3つに分けたうちの最終部分、「先生とK」の場面です。しかもかなりカットした1部分。部分的に読んだ程度で「こころ」を理解する事は不可能だと思い読むことを決意したわけです。やはり全て読まないといかん、ということです。

これ読みずらい…と思ったのですが意外とすんなり読むことが出来ます。最終部の1部を少し勉強くらいですが登場人物の「先生」が何故このような発言をするのか?というような事がある程度知っていて読みやすいんですよ…読む順番間違えた感あるんですが…。

最終部は「先生」の過去の話なんで。

「私」と「先生」を軸として話は進み、人間の自我について探求する作品となっています。ライトノベルばっか読んでたのでいい機会、文学(?)小説を読んでみようかと。



この作品「こころ」は3つに分けられています。

「先生と私」
「両親と私」
「先生と遺書」(過去の話)

の3部構成となっております。


作品の論点・様々な解釈

・恋愛における罪悪は許されるのか否か。
・自らの欲望で友を裏切った先生はまた自らで自分を罰する。ここに現代人の欲望に対する弱さを見出せないだろうか。
・作品全体を通し、欲望に渦巻く現代に生きる我々は淋しいということができる。


と、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』に載ってます。ま、暇なら読んでみて下さい。教科書の続きでいいんで。
コメント
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