ごきげんよう。クルマ好きなんで車の番組を見るんですが、私が一番見る番組はトップ・ギアという番組です。トップ・ギアは英国の番組でして、世界各国の車が登場します。外車に疎い私にとって良い勉強になります。
日本の車番組や雑誌は、基本的に車の良いところで内容的にも当たり障りの無い感じ。まぁ普通の車番組って感じです。特に日本人は日本車コンプレックスがあるのか外車をべた褒めします。パワーがあるね、足回りしっかりしてるね、すごいいいよーとかそんな感じ。やっぱり外車はいいんだなーとか思ってました。
そう、トップ・ギアを見るまでは(笑)
トップ・ギアは英国のBBCという公共放送局でやってます。日本でいうNHKです。なんで日本の車番組は車を褒めちぎり、外車を持ち上げ、悪いところはほとんど言わないのか。あぁなるほど、スポンサー様いるもんね。トップ・ギアはスポンサーがいないのを逆手に取り、好き放題言いまくります。
日本人が誰しも憧れるような高級な外車ですら「ハンドリングがクソ」「デザインが最悪」「パワーが無い」などボロボロに言いまくりです。とはいえ、良い評価も悪い評価もちゃんと的を射ています。一応この3人ともプロのモータージャーナリストなので表現の仕方が大袈裟なだけなんです。
良い車は褒めまくられ、悪い車は破壊される事もあります。破壊の方法は多種多彩、爆破、マシンガンで蜂の巣、戦車で潰される、ピアノを落とされる…など。真面目にレビューもしているんですけど、自動車破壊バラエティみたいなものなので、こっちを期待して見てる人も多いと思います。ブラックジョークもよく出てくる。
日本車ももちろん対象で、破壊される事もあります。例として
日産サニー → ジェットエンジンで燃やされる。
プリウス → マシンガンで蜂の巣
「褒められた日本車の例」
ランエボ全般 → 特にエボ10は世界最高のハンドリング性能を持つ4ドアセダン。安いのに速い!
インプレッサ全般 → エボと優劣は決められれない良い車。安いのに速い!クーペはダメだが。
日産GT-R → まさに異次元の走り。コーナリング時の安定感は異常。どんな車もGT-Rには勝てない。しかも安い。
シビックタイプR → 絶対的なパワーは無いが、この加速感は月まで行けるようだ。
ロードスター → 最高の車。フェラーリと同等の楽しさがある。
ハイラックス → 何やっても壊れない。永久的にスタジオに飾るわ。(ハイラックス最強伝説)
スイスポ → 車のアカデミー賞
レガシィアウトバック → トップ・ギア・オブザイヤー獲得(ただし番組では1度も取り上げていない)
「ディスられた日本車の例」
カローラ → これ家電だろ?冷蔵庫と見分けつかない。
マーチ・ガブリオレ → こんな車に乗るの見られると恥ずかしいから覆面する
レクサスS430 → 超かっこ悪い。ダサすぎる。性能はいいけど。
とまぁ日本車は概ね評判良いですね。デザインは微妙といわれる事がありますが、いろんな企画で日本車出てくる事がありますが、信頼性の高さは凄いです。古い外車は速攻壊れますが、日本車はまず壊れません。
ヒュンダイは相当嫌いらしく、アクセントという車の事を「アクシデント(事故)」と言ってました。
バカな企画も多く、この番組はかなり面白いです。日本語字幕版もyoutubeとかにあると思うので、車好きじゃなくても良い暇つぶしになると思います。
これ見てからカーグラフィックなんて見ると全然面白くなかったり…