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心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

アメリカの戦争肯定と、最初の戦争相手がわかってきた

2025年04月10日 | 世界

ロシアや中国に対するアメリカの外交姿勢がわかりにくかったのですが、つまり戦争を回避している印象を受けていたが、このほど、最初の戦争相手がイランであることがわかってきたと思います。

イスラエルとイランは現在実質戦争状態ですが、アメリカはイスラエル軍事支援を強化して、イスラエルの勝利をはっきりさせるつもりのようです。

(注)イスラエルが西アジアで安定することはないと私は読んでいます。つまりアメリカのイスラエル軍事支援は失敗に終わり、アメリカの衰亡を加速する結果になると読みます。

この方針のもとアメリカのウクライナ軍事支援は大幅に後退するのでしょう。ウクライナについてはアメリカはEUがウクライナ軍事支援を強化することを望んでいます。

いずれにせよ、日本が同盟強化をうたっているアメリカは軍事力世界一のアメリカです。戦争放棄と憲法で決めている日本が、アメリカとの同盟強化は憲法違反です。たとえば台湾有事の問題ですが、アメリカは、中国と戦争する恐れを高めておいて、在日アメリカ軍基地が攻撃されるような事態をつくり、のっぴきならない状態で日本を、否応なしに、中国と戦争する事態に追い込む戦略でしょう。アメリカの当面の敵はイラン、すまんが日本防衛は自衛隊にお願いするということになりそうです。

アメリカとの同盟強化は日本が戦争の泥沼にはまる確率を高めます。しかし日本はとうてい戦争で中国に勝てません。戦争放棄の憲法は、政府が考えるより日本人の平和志向に強い影響を与えています。中国は深く日本に入ってこないでしょう。しかし戦場は日本にするでしょう。自衛隊が台湾軍事支援に回ることを不可能にするでしょう。自衛隊を一歩も日本から出さないようにするでしょう。在日アメリカ軍基地だけでなく、自衛隊基地もミサイルや無人攻撃機の攻撃を受け続けるでしょう。さらに中国は見せしめ、おどしで都市部にも攻撃を加え、日本人の戦争意欲を奪い、台湾軍事支援で日本に参戦させない戦略をとるでしょう。

こうしてアメリカ軍はもちろん、自衛隊の動きを止め、中国は軍事的に台湾を併合するでしょう。

この複雑な状態で日本の平和を守れる政治家はいるでしょうか。政治家、自衛隊トップは、動揺・混乱で、無益な中国との対立を深め、民生は大混乱でしょう。貧困化は加速するでしょう。自分は不動でありたいと思って動乱の渦中に巻き込まれるでしょう。恐ろしい時代が来ました。



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