心の旅紀行

人の生き方を追及していると自然に世界に通用する法が見つかります。kiko

アメリカはいまだに帝国、中国もアメリカをまねて帝国

2024年07月09日 | 世界

アメリカが民主主義国だったら国連総会の決議を重んじるでしょう。現実は、アメリカは、自国が軍事力世界一、経済力世界一、世界の有能な人材がアメリカに集っていることを誇り、国連を改善する工夫努力を怠り、帝国主義を保持しています。

これを見て、自国の帝国主義を恥じないで、時代遅れの、戦争による国土拡大を平気で行い、まるでいいことのように錯覚し、隣国フィリピンなどとの島争い、経済水域争いを行い、最近は、水の放射、ひとむかしまえの刀槍の時代のように刀のような武器を振り回してフィリピン側を攻撃しています。まだ脅しと思いますが、軍艦のような大型の海警船を繰出して中国の強さを見せつけています。

ロシアも帝政ロシアの復活をあこがれ、露骨に戦争による国土拡大を行い、アメリカに張り合って多極化をはかったと誇らしげに述べています。中国とグループを形成し、アメリカ・ヨーロッパと対立する構造を推進し、世界を進展させたと錯覚しています。

ほかの新興国に秋波を送っていますが、これらの国は、中国やロシアとは歩調を合わさず、独自の極をつくりたいと思ってるようです。群雄割拠、合従連衡の時代です。大昔と同じですね。

こんな時代遅れの強大国が新世界をつくると思いますか。

日本は、アメリカとの同盟強化で世界新秩序ができると思ってきるのですから滑稽です。現在の国際連合以上の国の連合とはいったい何でしょうか。

国主義ではない、確実に人主義の時代が来たと確信します。私は、日本の国土を愛し、生きやすい国土を保全すること、生きにくくなった国土を改善することに注力しますが、国土を荒らすこと、荒らされることには組しません。

戦争は、日本を戦場にし、日本人の戦没者を増やし、荒廃国土を増やします。正当防衛は否定しませんが、正当防衛に失敗し、長い防衛戦争に入ることに反対です。敵の緒戦に痛打を与え、敵は日本を攻撃することをやめると予測できるならいいが、そう予測できないなら正当防衛も避けるべきです。泥沼になるような戦争になる恐れがある場合、正当防衛も避けるべきです。人主義で日本の人々が自分の事業仕事に注力できる政治なるよう侵略国と交渉した方がいいと思いっます。

日本の人々は侵略国にまで自分の活動範囲が広がったと考えるべきです。日本の政治家は、侵略国の政界に入り、静かに力を蓄え、侵略国の政治改善に注力すべきです。

北方民族元が支配した中国清ですが、今は清が滅びて中国共産党が支配しています。中国の国土は、内モンゴル自治区、シンチヤンウイグル自治区、チベット自治区を包含し、非常に広大です。民族ではなく、イデオロギー(主義)で支配する形をとっていますが、実質は軍国主義、一国全体主義です。本来の共産主義は変質しています。自国のことは考えるが、外国の人々のことは考えません。本来の共産主義を世界に伝播する宣教意欲は失っています。今は中国帝国が、国威、国権、国土拡大努力をやっていいるだけです。

人主義で生きる意味はここにあります。人生はガウタマ・シッダールタ、イエス・キリストの生きざまの線上にあるという意味はここにあります。ガウタマ・シッダールタは敵国コーサラにどう対処したでしょうか。イエス・キリストは敵国ローマ帝国にどう対処したでしょうか。

仏教やキリスト教に世界性があるのは何故でしょうか。ガウタマ・シッダールタやイエス・キリストが説いた法に世界法の本質があるからではないでしょうか。

世界に通用する法は、国法ではありません。人法、人の法です。世界に通用する人の法です。仏法、神の法と呼ばれ、人主義の人から尊重されます。

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