シーチンピン中国主席は「国」の政治を担当しているという思いが強くて、なかなか個人(人々)の幸福という視点を持つことができないようです。台湾は中国だったという過去の状態にこだわり、台湾の人々の幸福を考えることができません。あるべき国の形に頭がいってしまって人間性を失っています。
台湾は中国の一部であったが、政治が異なってしまいました。台湾は民主主義です。中国は共産党一党独裁主義です。その結果、台湾は生活水準が上がり、先進国です。中国は、改革開放政策を採用し、高度経済成長を遂げたが、いまだに新興国です。悪いことに近年は、中国は威張って近隣諸国に圧力を加えるとか、自治区で同化を焦るため迫害が問題になるとか、中国の非人間性が問題になって中国との経済交流を嫌う動きが出、中国経済は一気に減速、最近は異常気象、新型コロナウイルス禍の悪影響も加わって経済縮小の恐れも出てきました。先進国になる確率が小さくなりました。
それなのに自分の政治を反省することなく、国の形を重んじ、香港の中国化を断行し、今また台湾の併合を焦っています。台湾の人々は、中国に併合されたら、自由民主主義を否定され、仕事環境が悪化し、生活水準が下がる恐れが大きくなります。併合反対は当然のことです。
中国は台湾を併合する前に自分の政治を改善改革しなけばなりません。台湾の人々が併合を歓迎するようにならなければなりません。戦争で台湾を併合するなんて不法です。人間性に反します。
中国は決して台湾を攻撃してはいけません。台湾はあっさり降伏しません。防衛します。ロシアのウクライナ戦争のような状態になる確率が大きいと思います。アメリカなどの民主主義国は武器弾薬を台湾に供給します。戦争は長引き、中国は大損します。
中国人民軍は鼻息が荒いようですが、普通の中国の人々は台湾戦争を迷惑と思うでしょう。心の中で共産党が崩壊するといいと思うでしょう。