心の旅紀行

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中国の香港政治が本当に民主主義かは香港の人々が判断する

2022年07月03日 | 世界

確かにアメリカの政治は1%の人のためで民主主義になっていないという中国の批判は鋭いと思います。それでは本当に中国の政治は民主主義でしょうか。中国政府は人々のことを考えていると言いたいのでしょうが、自治区の人々が自治を求めているのに、中国の政治はいいと言って自治区に押し付け、反対者を罰し、外国に逃げた自治区の人々から、自治区に残っている家族と連絡がとれない、自治区に戻れない、自治区の家族を外国に呼べないとの悲鳴があがっています。間違いなく中国政府は人々のためになっていません。

中国は自国民を威圧しているだけではありません。ウインウインの関係を重んじるとか、一帯一路とか、平和とか、秩序とか、耳障りのいいことを外国に口で言うが、隣国には執念深く侵略的行動をとり、不愉快な思いや侵略される不安を与えています。人々のことなど考えていません。権力者政治家一派の独裁制を堅持したいと思っているにすぎないと思います。中国の政治は民主主義ではありません。

東シナ海の中間線付近、中国側でエネルギー資源開発をやっているのは、高コストで中国のためにならないだろうとか、炭素系エネルギーの時代ではないだろうと思うのでまだ我慢ができますが、日本が管理していることが自明の尖閣諸島周辺海域に執念深く海警船を入れ、尖閣諸島は中国の固有の領土と主張するに至っては、自分勝手、国連無視、平和や秩序を口にすることとの矛盾がひどすぎます。

過去国境が安定していた国などありません。固有の領土などすべての国にありません。そこで、戦後、戦争を防ぐため、国連常識として、戦争で国土を拡大してはならないことにしています。

(注)日本もよく外国に日本の固有の領土という言い方をします。説得力はないと思います。戦争でとられたとか、敗戦の混乱期にとられたというような言い方はあります。

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