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心の旅紀行

人生は神と自我の二人三脚 kiko

日本が軍事力強大国になることは無理、その必要はまったくない

2021年12月16日 | 世界

安倍晋三元総理は台湾有事は日本有事、アメリカとの同盟有事と声高に叫び、中国が台湾を攻撃したら日本もアメリカの1/10の戦力でもいいから参戦すべきだと言っていますが、愚かだと思います。戦争の悲惨な結果を予測できていません。敵基地攻能力を持つべきだと言っていますが、自衛隊基地が攻撃されてもいいと言っているようなものでこれも愚かだと思います。岸田文雄総理も敵基地攻撃能力を持ちたいなどと言っていますが、やはり戦争の消耗性、悲惨さを知らないようです。

元気印がいて、自衛隊は強い、中国やロシアには負けないと言っていますが、太平洋戦争、あるいは第二次世界大戦の反省がまったくできていません。現代は長距離ミサイル戦になります。敵から東京のような大都市や原発を集中攻撃されたら即参ったと言わないと日本は荒廃するでしょう。戦争してはならないということがわかります。自衛隊や在日アメリカ軍が敵の長距離ミサイルを全部撃墜してくれるなんてありえません。

アメリカに同調して戦争に加担するのではなく、中国やロシアにも、アメリカにも戦争してはいけない、戦争は犯罪だ、どうしても戦争するというなら国連の場で戦争する理由を説明し、国連で世界的議論を受けよと言うべきです。

安倍元総理の言う積極的平和主義ですが、これは古典的な軍事力均衡論です。日本には軍事力競争をやるような財力はありません。現在でも政府は大赤字であり、国民は貧困層拡大中です。悲しい経済力です。火遊びするゆとりはありません。人々は現実をしっかりと認識すべきです。

軍人気取りの安倍元総理のような政治家に騙されて、無駄死にしたり、町の荒廃を受けたりする愚は繰り返してはいけません。

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