心の旅紀行

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イランは国内産業発達に注力し続けた方が賢明

2019年06月10日 | 世界
アメリカの経済制裁によりイランの石油輸出量が減ったことはイラン経済にとって痛いことです。
しかし致命的ではないと思います。
今後はアメリカから自由な国の経済がどんどん大きくなっていきます。

イランは石油だけに依存するのではなく、いろいろな産業開発に取り組んでおり、将来性のある国です。
人々の生活水準を見れば今アメリカと対抗することは損です。

アメリカとしては、イランに投資してきたのにイランから追い出されたので敵意をもっていると思いますが、そのことでイランと戦争する気はないと思います。
問題はイランがさらに西アジアからアメリカを追い出そうとすることだと思います。
イランは西アジアの人々の思いを代弁している面がありますが、アメリカと戦争する無謀はやってはいけません。
長年月かけてまずイランの国内産業を発達させ、次に周辺国をイランの経済圏として発達させ、ゆっくりとアメリカの西アジアでの存在感をなくすべきです。

イスラエル問題は国連を立てること、世界がイスラエルの国土拡大主義を厳しく批判し、パレスチナ建国を支持するようになるのを待つべきです。
今軍事力で解決することはアメリカが許しません。
アメリカが軍事的にイスラエルを支援するならイランは負けるでしょう。

イラン政府が貧困層の怒りの矛先をアメリカなどに向けようとしているならこれは危険な政治です。
貧困層を減らすには国内産業をおこすことが最善です。
法律慣習を改善し、自由平等を広げることはイランにとって非常に重要なことです。
権力層あるいは富裕層が貧困層を押さえつけている雰囲気があるとイランは健全な発展が望めません。
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