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ゆる旅kikky・虫日記

~~目指すは山頂からムシに変わりました
~~虫の名前はネットや書籍で調べていますが間違い多しです。

2014.12.06 五社山・外山 その3

2014-12-10 17:48:00 | 登山 県内・低山
広々とした駐車場に到着。自然観察路の看板があった。



春になればいろいろな草木の花が咲くのだろう。
春の五社山も今から楽しみである。



看板の反対側をふり向くと、落葉した木々の間からは太平洋側の景色が見えていた。


車止めの小鳥たちの脇を通って、先に進む。


緩やかではあるが徐々に登って行くと、太平洋まで良く見える場所に出た。


ここを過ぎたあたりから、冷たい風が吹いて寒くなってきたので、脱いだばかりの上着をまた着る。西側の視界が開けてきて風が吹き抜ける稜線に出た。
遠くに蔵王が見えている。


栗。


そばにはツチグリの残骸もあった。



左のはしの方に白石スキー場。右のはしの方はえぼしスキー場。中央は牧草地だろうか?

雪がうっすらと道ばたに残っていた。


標識がまた出てきた。




これはなんと読むのだろう?


と、なにか変わったものはないか探しながら歩いていると…

三角点が道の端のところに立っていた。




地味に立つ三角点のわきにはバイクのものらしきタイヤ痕が雪に残されていた。山頂にバイクで登れるんだ~。びっくり。
けど、桑沼遊歩道の東屋に降りる階段の手前までムリヤリ車が入っていたのを見た時ほどの驚きではないけど・・・。

さらに歩いて行くと標識。


すぐに五社山展望広場への分岐点にたどり着いた。


この分岐点の看板の前を東に曲がって行くと、展望広場についた。


名取市内が良~く見える。
水平線もくっきり。

広場の切株に小さい生き物。


さて、あまり風の強くない五社山山頂でゆっくりとした後、外山に向かうことにした。
さきほどの分岐点の看板を後にする。




少し進んだところにもベンチがあるが、こちらは展望広場よりも風が少し強め。


数百メートルで野鳥の声広場。




ここまでは緩やかな道が続いていたが、この先は軽く息切れを起こすようなアップダウンの道になり2つほど小山を越えていく。


階段が整備されてあるきやすい。


 

木のソファ、発見!。落ち葉がクッションになって座り心地よさそう。


登った先は山頂か?と思ったら、ベンチのみ・・・

どうやら、左端に写っているピークが、外山山頂だったようだ。

外山山頂へののぼりが一番きつかった。


とはいえ山頂にはすぐに到着。


外山山頂からの眺めもなかなか良かった。


五社山山頂まで戻るうちに見つけたもの。






五社山山頂からは別のルートを下ろうかと思ったら、通行止めになっていた。


そちらは急な下りのようだったので、まあいいかと、もと来た道を戻った。
車に到着。


9時出発の14時着。
標高、外 山314.6m
   五社山295.0m

五社山・外山は意外に楽しかった。体力的な負担も少ないのでまた登りに行きたい。
今回、高舘丘陵をネットで調べているうちに、愛島丘陵や陸前丘陵といった地理的なことや縄文海進による約6000年前の浸食痕、愛島丘陵にある古墳群、愛島丘陵がつき出ているために国道4号バイパスとJR東北本線の迂回など名取市の新たな顔が見えてきて、帰ってきてからもいろいろと発見がありおもしろいなあと感じた。

2014.12.06 五社山・外山 その2

2014-12-09 11:02:22 | 登山 県内・低山
車で曲がるべきところを通り過ぎてしまったので、GPSをたよりに観察路入り口までたどり着いた。


ガ―ミンのGPSは高い買い物だったが車にナビを搭載していないので、自分の場合は山よりもドライブで役に立っている。

ここの観察路入り口は車を置けるくらいのスペースはあるので、ここから歩き始めた。
こちらも登り始めた太陽の光で霜がキラキラ。




車道を歩いて行くと、杉林の先に少し開けたところに出た。


先ほど車を置いてきたところが、なんとなく不安だったので、わざわざ車に戻ってここまで車を移動し、あらためて出発した。

車止めの柵を越えて、歩き始めた。

初めのうちは水路と並行して歩いて行く。落ち葉の絨毯が彩りを添える。
杉の木立を抜け、


少しづつ登って行くと、


開けた落葉樹の道になった。


すがすがしい気分で登って行くと、なにやら標識が立っていた。


駐車場?


4輪駆動の車なら登れそうな斜度と幅である。

切株から霜柱。


またまた標識。


駐車場につきました。


(続く)

2014.12.06 五社山・外山

2014-12-07 10:14:26 | 登山 県内・低山
庭の水たまり。

凍ったもみじ。
青空。

クリスマスローズ。寒いのが好きなので、生き生きしている。


山登りを始めて3年目。
これまではクモの巣が不快で標高の低い山はほとんど歩いてなかった。
初めのころはトレッキングポールも一本持ち歩いていたが、これは歩く時の補助としてではなくクモの巣よけとして持ち歩いていたのが真相である。

しかし、北風がビュービュー吹いて雪が降るようになると、クモの巣は自然に消える。

自宅の庭に住みついて大きくなったクモもきのう確認したら姿を消していた・・・。
来年はクモの巣ジェット(忌避剤)を定期的に散布して巣を作らないようにしておかねばならない。

そんなわけでクモの巣の心配が無くなったので、名取市は高舘丘陵にある五社山と外山に登ってきたのである。

土曜日であるにもかかわらず、誰ともすれ違うことがなかった。
まあ、こんな寒い朝に登る物好きもそう多くはないであろう。
もしくは上には上がいるので、もっと寒い雪山に行ってるのかもしれない。
蔵王にも先週たっぷりと雪が降ったのでスキー場がすでに稼働しているとのことだった。

さて登山口めざして行ってみると、名取市にもこんな風景があったんだ、と少し驚いた。
名取市は平地の水田と海の閖上港という印象が強かったので、山あいにある里山の風景を見た時は小さな感動を覚えたのである。

またこの辺りは宮城県のホームページによると「樽水(たるみず)・五社山(ごしゃざん)県自然環境保全地域」に指定されていて、「宮城県ではよく見られる典型的な里山で、気候的に暖温帯から冷温帯に移行する推移帯(間帯)に位置していることから、多様な動植物が生息する豊かな生物相を呈しており、学術的にも貴重な地域となっています。」と紹介されている。

身近な所にこんなに自然豊かなところがあったとは・・・。
まあでも、うちは名取川がすぐ裏に流れているので、昭和50年前後は本当にのどかだった。
イナゴを捕まえて佃煮にしたり、ヨモギを採って草餅にしたり。
あー、なつかすい。あのころはよかったな~。

登山口のある集落は小高い山に囲まれて朝日が差し込むのが遅いからか、一面が霜に覆われて銀色に輝いていた。

雑草。

畑の野菜も真っ白。

直進していくと、荒れた道になったので、gpsで確認すると通り過ぎていた。
登山口ではなく自然観察路のような名前の看板があったので、そこに戻って曲がった。

(続く)

青麻山(2014.5.8)

2014-05-10 02:52:33 | 登山 県内・低山

いつも拝見しているSさんのブログを見て、青麻山に登ってきた。
この時期ニリンソウの花の大群落が登山道わきを埋め尽くすそうである。青麻山は前から気になっていた山であるが、登ったことがなく、登るなら今だろうと思った。
Sさんが行かれたのは、5月2日。それから一週間が経っているので、もう終わっているかもしれない。しかし、一度は登っておきたい山だったし、どのくらい花の期間が続くのかもこの目で確認したかった。

登山道入り口の電波塔から出発。
最初は少し下るが、あとは登りが続く。案外きつい登りである。この春一発目の登山なので、こたえる。青麻山は自分的にはミニ大東岳だよなあ、と思いながら休み休み歩いてお花畑ロードにたどり着いた。


登山道わきにニリンソウが咲きほこる。休憩を兼ねて写真撮影に没頭する。


ニリンソウとヤマブキソウ。
同時刻に登った他の登山者の方が頂上まで行って戻ってきた(!)上の方ではシラネアオイが咲いてたらしいが自分は見付けることが出来なかった。
頂上まで登るかどうか実は迷っていたが、ニリンソウのお花畑で疲れがだいぶ癒されたので、登ることにした。

途中出発地点の電波塔が見晴らせる地点がある。


頂上の青麻神社にごあいさつ。


頂上から見えたのは北蔵王だろうか?この左方向には、中央蔵王が樹木の間に見えかくれする。
少し休んで下山開始。


のぼりでは気づかなかった、リンドウ。開いてなかったのかな?


ツツジがとてもきれいだった。上の方はまだつぼみ。


もう少し早い時期だと、いろいろな種類のすみれが咲いているそう。


登山口すぐ近くで咲いていたイカリソウ。


登山終了して車で走っていくと、車道わきにも野草のお花畑が続いていた。

このあとは七ヶ宿町にある、東北地方には珍しいという天然記念物の大峰桜を見に行った。先週まだつぼみだったので、咲いていると思われた。


途中の七ヶ宿ダム。


途中の滑津大滝。


滑津大滝の桜。先週は満開の桜もあったので、もう終わりかと思っていたら、遅咲きの桜がまだ咲いていた。平地に比べるとだいぶ遅い時期まで楽しめる。


やっと到着。大峰桜。雪深い地域のため、放射状に地面近くに枝を伸ばしている。


正直なところ普通の桜との違いがわからない。


手前にある、水芭蕉群生地。先週見ごろだったが、まだ咲いているところもあった。
国道113号線沿いにあり、トラックなどの車が行きかう。


木道を歩くが、ところどころ不安定なところがあるので注意が必要。


最後に長老湖によって、不忘山を背景にうつす。夕焼けを期待するが期待はずれ。


こちらも先週は桜があまり咲いてないので終わったのかと思っていたら、今咲いていた。
湖は日が暮れて不気味さが出てきたので撤収し、帰路に着いた。