ダーヴィン展
上野国立科学博物館に行って来ました。
土曜日の午後だったのですが、大変な混雑で
ダーヴィンの人気ぶりに驚きました。
少年時代、学校ではさえない生徒で ラテン語や詩の暗誦の授業は
退屈だったそうです。でも、自然観察をして飽きることはなかったそうです。
父親はお医者さん、母親は有名なウェッジウッドの創始者の娘という
お坊ちゃま♪なんとも自由に自然に育ったようですよね。
その後、ケンブリッジ大学で自然史学者を目指すことになったそうです。
観察が大好きな彼、「妻という一番おもしろそうな標本」という展示もあって
クスっと笑ってしまったのですが 今となってはダーヴィンがみんなから
暖かい目で観察されているんですよねぇ。
ダーヴィンが22歳で、全長27メートルのビーグル号で
世界一周の旅にでます。タコを発見して子供のように喜んだりした記録が
あってこちらもなんだか嬉しくなってしまいました。
船酔いには勝てなかったみたいで、ちょっとお気の毒でした。
ダーヴィンの予言がとっても面白かったです。
アングレム・セスキペダレという細長い袋を持ったような形状の蘭。
その蘭にぴったりの虫がいるはずだと言い残したあと
40年後、全く予言どうりのキサントパンスズメガが発見されたのです!
生きるために必要なのは、強さでも賢さでもなく変化に対応する能力だと
ダーヴィンは言いました。だれでもそれなら実行できそうです。
あ、そうそう
ガラパコスゾウガメの太郎君に会うことができますよ。
とっても大きな甲羅でのんびーりと草を食べていた太郎君はかわいかったです。
草食べながら寝ているみたいだったの