まったり~

まったり~っとしながら、お気に入りのものたちの紹介や、日々の出来ごと、読んだ本の感想などなど・・・日常生活を綴ります

『orange』 5巻

2015年11月28日 | 本の記録

今回は本の記録。
とても久しぶりに読書について・・・と言いたいところですが、実はコミックについてです。

≪『orange(オレンジ)5巻』 高野苺 作 双葉社刊行  ≫





約1年前にひょんなことからこのコミックの存在を知り、当時出版されていたコミックまとめて3巻購入して、一気に読みました(笑)
その後、まもなく4巻が発売されそれも読みました。

舞台は長野県松本市。
高2の4月に東京から転校してきた翔(かける)という少年を救うために10年後の同級生たちが手紙を書き、未来の自分から届いた手紙を読んだ過去の世界の高校生である仲間たちが、現在を未来を変えていく・・・。
という一風変わったSF風の青春ストーリー。

本当に未来が変わっていくのだろうか?翔を救うことが出来るのだろうか??とドキドキしながら、毎号読んでいました。

最終巻となった5巻をつい先日読み終えました。


ネタバレで話をしてしまえば、救うことが出来ました!!
10年後の仲間たちの思いが叶ったのです。
ハッピーエンドで本当に良かった

「友達を救おう!!」という高校生たちの熱い思いに胸打たれる中々良いストーリーです。

涙もろい方は、電車の中や学校など公共の場で読まないほうがいいですよ(笑)

自分たちの過去と現在は変わらないけれど、別の世界の自分たちの現在と未来は変えられる・・・。様々な分岐点があって、それぞれに違っていく世界がたくさんあるんだ。というような不思議な気持ちになり、考えさせられることもあります。

現在の自分も過去を振り返って、あの時こっちの道を選んでいたら、今の自分はどうなっていただろう?
と思うことがありますよね!?
もしかしたら、別の世界の自分は、今と全く違う生活を送っているのかもしれませんね。


作者の野苺さんがあとがきで言っていました。
「失わなければならない命は何一つない。一日一日を、今を、一瞬を自分を大切にしてください。」

そんなメッセージがこもった作品だと思います。



12月に実写版で劇場公開されるそうですね。

配役は高宮菜穂役に土屋太鳳さん。成瀬翔役に山崎賢人さん。
という9月までの朝ドラ「まれ」のコンビです。

映画ではどのように仕上がっているのか?

機会があれば見に行ってみたいな。と思っています。



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