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敬語って難しい!?3

2009年10月16日 | 雑学
久しぶりに敬語のお話。
第3弾です(笑)

「お世話様でございます」または「お世話様です」
電話で相手が名乗るとつい口から出てしまいます。

私は昔、結婚前に働いていた職場で電話を取るときに「いつもお世話になっております」ではなく、「お世話様でございます」と言う様に!と言われていました。

でもこの「お世話様です」は、軽い表現なのだそうです。

『デキる人は敬語でキメる』 日本語力向上会議 著 新書 角川oneテーマ21刊

の本の中には「いつもお世話になっております」とした方が良いと書かれています。

ただ、ビジネスメールのやりとりのところに書かれていたので、電話の場合は「お世話様でございます」でも良いのかも知れませんね。

TPOや使う手段まで考慮しなければならないとなると、やはり敬語は難しいですね。



もうひとつ、前にも書いた「とんでもございません」は間違い・・・と言うのも本によっては、現在は浸透しつつあるので、これでよいのでは?と言う人もいるようです。

でも、私の職場ではこれは使えません。
それでなのか、時々「いいえ、全然大丈夫です」と言っている人がいるのですが・・・これはどうなのでしょう??

そう思って調べてみました。

「全然・・・」とくると、「・・・ない」が続くものという観念がありますが、明治時代はこの全然大丈夫のような表現が使われていたそうです。

夏目漱石の小説にも出てくるそうです。

でも、ニュアンス的には「全然問題ないので大丈夫です」と言うべきところを簡略化して言っているように思います。

日本語としては、おかしくないのかも知れませんが、お客様相手の敬語としてはふさわしくないような気がします。


そう考えると敬語だけでなく日本語も難しいですね