旅の途中

人生は長い旅のようなもの。毎日のつれづれに趣味のあれこれなど書いてみようと思います。

韓国映画、ホームランが聞こえた夏を見ました

2015-07-30 07:30:41 | 映画鑑賞♪
韓国文化院でやっている定期映画上映会に行ってきました。
今回は「ホームランが聞こえた夏」原題は「グローブ」です。

タイトルのとおり野球の映画です。
でも、ちょっとかわった境遇で懸命に野球と向き合う人たちのお話。

聴覚障害者の学校チョンジュチュンソン学校野球部は鳳凰杯(日本でいうところの甲子園?)一勝を目指して、日々野球に取り組んでいるが、打球音が聞こえない等々のハンデを抱えて、中学生にすら負けてしまう弱小チーム。
そんなチームに泥酔して暴力事件を起こしてしまった韓国プロ野球の星、キムサムシンが謹慎のため、コーチとして赴任してくる。
初めは聴覚障害者のお遊び野球とたかをくくっていたサムシンだが、突発性難聴のため聴覚を失った、元中学野球のエース・ミンジュが一人でボールを投げている姿を見て高校生の頃の自分を思い出し、彼等を強くするために立ち上がる。
野球部入部をこばんでいたミンジュを入部させ、聴覚障害者であるために周囲の空気を読めない、協調性や自己犠牲を知らない生徒たちに、わざと強豪校との練習試合をさせて、悔しいという思いや野球は一人では勝てないということを教える。
野球部の頑張りは他の生徒たちにも、明るい変化をもたらし、学校は一つになり、野球部に反対していた校長や父兄たちの心を動かす。

いよいよ、運命の鳳凰杯初戦。
相手は32対0で負けた、練習試合の強豪校。
チョンジュチュンソン学校は意外な善戦を見せるが。。。

というストーリー。

始終重い雰囲気ではなく、所々に笑いをちりばめたバランスのいい映画でした。
脇役であるサムシンの友人でマネージャーのチョルスが意外といい味を出してました。
この人、誰かに似てると思ったんだけど、元巨人の元木に似てるかも。。。
この人が、サムシンが生徒に教えようとしている協調性や自己犠牲を実践していて、実はサムシンが実践できてないのに、生徒に教えるという皮肉な展開で、最後は二人にはツケがまわってきちゃうんだけど、コーチ経験で野球を愛してるということを思い出したサムシンが最後にはチョルスの助けを得て、新たな道を歩んでいくんですよね。

いい映画でしたが、少し疑問が

原題のグローブはGLOVE→GをとったらLOVEなんだとサムシンが生徒に教えるシーンからとってるから、タイトルに大事な意味があるのに、わざわざ「ホームランが聞こえた夏」っていうタイトルにする意味があったのかな?

あと、結局チョンジュチュンソン学校は一勝できたの~?

と、少しモヤモヤする部分もありました(^_^;)


韓国文化院の定期映画上映会は無料でいい映画が見れるので、今後も利用したいなと思います。

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