旅の途中

人生は長い旅のようなもの。毎日のつれづれに趣味のあれこれなど書いてみようと思います。

「国際市場で会いましょう」を見ました

2015-06-01 19:03:46 | 映画鑑賞♪
今日から会社でした~(T-T)
まあ、それはいいんですが、腰を痛めてしまいました。
い、痛い。けど休み明けに休むわけにはいかない!
んで、行ってきました。
20日のライブまでに治さなければ。。。

さて、今回のハワイはANAで行ったのでエンタメは割りと充実してました。
日本語だしねー。これ大事。

そして、帰国したら見に行こう!と思っていた韓国映画「国際市場で会いましょう(국제시장)」があった!
帰りの飛行機で見てきました。

朝鮮戦争で生き別れた家族をささえる長男の苦難のストーリーです。

朝鮮戦争で父親、妹と生き別れたドスク。
父親の「お父さんがいないときは長男のお前が家長だ。家長として家族を守れ」という言葉通り、母親や弟、妹のために自分の夢をあきらめて、命をかける。
弟の大学進学のために、西ドイツに炭鉱夫として渡り、死にかけたり、妹の結婚費用のためにベトナム戦争の最前線に技術者として従軍して、片足を失ったり。。。
何もいいことのない、人のためだけの人生を送り、老いれば子供たちに邪険にされて。。。報われない人生にも神様からの素晴らしい贈り物があり、ドスクなりに人生を全うする。

ラストシーンで、老いたドスクが父親に「お父さんの言いつけを守って、命をかけて家族を守りました。でも、本当に本当につらかった」と呼び掛けるシーンは泣けました。。。

この映画、韓国でのコピーが、確か「最も普通の父親の、最も偉大な物語」だったかな?
この時代に韓国を生きた人たちは、苦難の歴史を懸命に生き抜いてきたんですよね。。。
同じ頃の日本は高度経済成長にむけて、東京オリンピックや、大阪万博で明るく上向きになっていたころ。
でも、韓国は貧しく、軍事政権でまだまだ生きるのに精一杯の時代なんですよね。
その点も深く考えさせられました。

そうそう、この映画には東方神起のユノが出てるんですよ。
ベトナム戦争で主人公が出会う、韓国軍兵士で韓国では有名な歌手ナムジンの役。
このナムジンさんが全羅道ご出身で訛りが強かったようで、ユノもバリバリの全羅道サトゥリ(方言)で、ビックリしました。
私、ユノだなんてわからなかった!
なかなかの役者っぷりでした!

この映画、主人公と実在の韓国の偉人たちが交わっていることもあって、韓国現代史を知っていれば、もっと楽しめそうでした。

最後にいえるのは
家族や友達が離れ離れになるかもしれない戦争は絶対に絶対にダメだな。ということ。

おすすめです!一度ぜひ見てみてください!