旅の途中

人生は長い旅のようなもの。毎日のつれづれに趣味のあれこれなど書いてみようと思います。

極寒・・・駆け足ソウル旅行記・その2

2009-11-28 01:46:52 | 韓国・ソウル
2日目は10時半に北村の李家で韓服とキムチ作り体験を予約していたので
ゆっくり行動です。

ホテルに朝食がついていたので、朝はパンとスープの朝食を済ませ
歩いて、ピックアップ場所のインサドンクラウンホテルまで行きました。

そこからもう一組をピックアップして、李家に到着!

そこで待っていたアジュンマはお肌の美しいパワフルな方でした。
まずは伝統茶と韓菓をいただきます。


いろいろなお茶が選べますが、今回は漢方茶をチョイス。
甘く、癖のあるお茶でしたが飲めなくはありませんでした。
ポシャギがかわいい~

飲み終わったら、奥の衣裳部屋へ連れていかれます。
そこには、たくさんの衣装や小物が並んでいて
「好きなのを選んでください」とのこと。
テンションあがる~~
こういうとき、結構即決してしまう、私はやっぱり一番初めに手に取った
黄色のチョゴリに青いチマの韓服をチョイス。


やっぱり、韓服はかわいいなあ。
2年前チャングムテーマパークで赤いチョゴリを着たので、今回はまったく違う感じにしてみました。

後ろはこんな感じ

この韓服は昔から伝わる伝統的な形なんだそうです。
チマ(スカート)は巻きつけるタイプだから普通に歩くと、めくれて下着が丸見えになってしまうのでチマのハジを横に持って歩かないといけないんだそうです。

現代風韓服は改良されて動きやすいようにチマがジャンパースカートになっているのだとか。

現在の韓国では、結婚式にしか着ることがないようですが
結婚式の場合、ピンク系の色は花嫁の親戚、青系の色は花婿の親戚であることが
多いそうです。


友達がチョイスしたのは未婚女子用セットン柄

体の硬い私には少々つらい、韓国版正式なお辞儀を体験。
あぐらって普段しないからたちあがれない。。。

パワフルなアジュンマと控えめのアガシがガンガン写真を撮ってくれました!!
アジュンマの気合が入った「ハナ、ドウ~、キムチ~」には笑いが止まらなくて
どの写真も笑いをこらえた顔で写ってしまいました(笑)

次に体験したのはキムチ作り!
白菜の塩漬けまではやってくれているのでヤンミョムを作るのがメインです。
コチラのお宅では・・・
・あみの塩辛
・もち米のお粥
・ごま
・忘れちゃならない唐辛子
・砂糖
・にんにく5:しょうが1の摩り下ろして混ぜたもの
・魚礁(みたいなもの)
を使用。



材料をひたすら混ぜて、白菜に満遍なく刷り込んだら出来上がり。
真空パックにしてくれてお持ち帰りです。

この後はサービスのチヂミ2種類を食べて解散。
働いている方がみんなとてもいい人たちだったのでよかったです。
パワフルなアジュンマのファンになりそう・・・。また行きたいしお勧めです!



お腹も一杯なので北村とインサドンをプラプラ。

極寒・・・駆け足ソウル旅行記・その1

2009-11-28 01:06:05 | 韓国・ソウル
先週19日の夜から22日の短い間でしたがソウルに行ってきました。

今回は会社終了後羽田から金浦という私には初めてのコース。
「羽田の国際線ってどんなの?」という好奇心もあったのですが
日本にいるうちから結構初めてづくしの旅行となりました。

初めてその1
JRのコインロッカーで初のsuica使用!

今回は普通に会社で仕事をした後、ソウル直行だったので朝、荷物を駅のコインロッカーに預けて、就業後に受け取りました。
普段、ロッカーなんてつかわないものですから(地方では使うけど
suica式ロッカーなんて初めて!
鍵もなく、あけるときも使ったsuicaをかざすだけなんてびっくり!
行く前から盛り上がっちゃいました
便利な世の中になったもんだわ。

初めてその2
羽田の国際線ターミナル。

いつも国内線でお世話になっている羽田空港。
国際線ってバスで移動するのね~。とついたところは狭くて小さなチェックインカウンター。
まるで、一日1便程度の地方空港みたい!
そこでアシアナと大韓の金浦行き、アシアナの香港行き、JAL・ANAの金浦行きの
受付が一気に行われていました。
狭かったからかもしれないけれど、木曜日にもかかわらず大勢の人が出国していることにびっくり。
私達は時間もぎりぎりだったため、チェックインから1時間もたたないうちに機内の人になっておりましたが、待つのは無理だな・・・
時間つぶせませんって
時間がある方は国内線ターミナルでお待ちしていることをお勧めします。
ちなみに免税店もあるにはありました。
ここでソウルで会う予定の友人に文明堂の「にっぽん」って書いたカステラ
(少々受け狙い)を購入。

さて、日本での初体験を経てアシアナ航空の機内の人になった私達。
当然のことながら、乗った瞬間から韓国語です。
機内食にもキムチが~~~。辛いけどおいしかった。



2時間程度で金浦に到着。
入国のスタンプを変なページに押されて、ちょっと落ち込むものの
無事に大韓民国入国です。

両替を済ませ、初の携帯レンタルのためKTのカウンターで
短い手続きをしました。さて、ホテルに行くぞ~~

と、既にここで時間は10時を回っています。
大荷物を抱えて地下鉄で行くか、バスで行くか。っていうかあるのか??
と迷っていると、一人のアジュシが近づいてきました。

ア:「どこまで行くの?ホテルどこ?」
   流暢な日本語でした・・・
管理人:「チョンノ3ガです」
ア:「もう、バスはないよ。地下鉄でその荷物は重いでしょ」
管理人&友:「う~ん」
ア:「35,000ウォンで行くよ」

それって、妥当なのか??
こんなところで声かけてくるなんて、日本だったら確実に無許可タクシーの
あやしいやつだよね。
いちおう「地球の歩き方」で相場をチェック。一般タクシーで25,000ウォンか~。

ア:「夜だからね、夜間割り増しが10000ウォンだよ」
なるほど、納得。
管理人&友:「じゃあ、駅までじゃなくてホテルの前まで乗せてくれる?」
ア:「いいよ」
結局、このアジュシのタクシーに乗せてもらうことにしました。

私たちの泊まるホテルはチョンノ3ガ(鐘路3街)の裏道のほうに
あるので、アジュシもよく知らないみたい。
「電話番号わかる?」というので
カーナビで検索するのかな?と思いきや
いきなり携帯でホテルに電話。カーナビついてるのに意外とローカル

「よし、OKわかった!」と一路ホテルへ・・・

しかし、この後このアジュシに不幸が襲うとは
そのときは誰も予想だにしておりませなんだ・・・



携帯で確認していたので。バッチリわかったのかと思ったら
なんと、わかっていませんでした。。。

もちろん、鐘路3街までは行けた。
ホテルがかなり裏にあるため、ほとんどのタクシーが一番ちかい路地前で
下ろしてくれると口コミにあったので、もちろんアジュシもそうしてくれると
思っていたら、狭い裏路地に車を入れてしまった~~~~
そして、そして、途中で進めなくなってしまったのです。

アジュシ、ハラハラ。
私達もハラハラ。
もはや、通じてるんだかわからない日本語で
「こっちは余裕あるから、ケンチャナヨ」(なぜか途中だけ韓国語)
「こっちはぎりぎり、気をつけて」とバックのナビをする始末

かなり苦戦、極寒ソウルなのに車内の3人は冷や汗だらだら。
5分くらいかかって、アジュシの素晴らしい運転技術のもと
無事に路地を脱出。
その瞬間、車内拍手喝采。国境を越えた連帯感すら感じました

その後もアジュシは「もう、いいよ~あとは自分で探すから」という
私たちの声を振り切って
「いや、約束だからホテル前まで行くっ」とぐるぐる回って、車の通れる路地を
発見。
ホテルの前までつれていってくれたのでした。

「明日は雪降るよ」という悲しい予言と笑顔を私たちにプレゼントしてくれた
アジュシ。ありがとう。忘れないよ~

と、ここまでで初日は終了。。。