へもへも日記 blog版

へもへも日記の へもへも は本上まなみさんの「ほんじょの へもへも通信」から頂きました。

まあ、

2010-06-09 06:08:24 | 自転車レース
 実際にその自転車は出来るのかどうか? の議論になると思いますよ。

 だって、ドーピングという言葉をつけて意味を和らげているけど、カンチェラーラがやったかどうかは別にして、実際にやってる選手とチームがいるとしたら、補助動力を付けたという点で明らかにインチキ・レベルの規定違反だもの。なので、罰則もドーピングの際の2年間の出場禁止というレベルでなく、関与した選手、監督、組んだメカは一発で永久追放&その後の恩赦の可能性もゼロだと思いますよ。

 そして、規則というよりも、実際にアシスト付き自転車が可能なのかどうか? が論点になるかと。実用に耐えるものを作れるかが、レースで使ったかどうか以前の問題ですから。で、インチキの点は別にして、純粋に出来るかどうか、やるならどういう抜け道を使うかを考えるのは、謎なイオン系グッズよりも頭脳ゲームとして遥かに楽しいのは確か。

 さて、重量はそんなに問題じゃないと思います。1キロって、ボトル2本分だもん。実際、ボトル2本どころか、ハンドル周りに重たい装備をいっぱいつけ、でっかいサドルバックで練習してる人、たくさんいるでしょ? 案外、走らせてみると重量の違いはわからないものだし。で、他の部分を軽量化して、仮の重量が1キロのアシスト・ユニットつきで総重量7.5キロくらいのバイクは作れるんじゃないかな。

 バッテリーも、別にレース距離全てをアシストするに足るようなものは必要はない。モーターも、昔の540モーターと違って、同じサイズでも強力になってるし。勝負どころの2分間で10%の出力の補助をしてくれれば、十分、レース用として効果があると思う。となると、重量とバッテリーの持ちではなくて、使っていないときの機械的なロスをどれだけ減らせるかが、実用化するうえでの争点になるかと。

 検査は、スタート前にシートピラー抜くのは選手の抵抗が強いだろうから、レース後に上位何人かのは即時車検をすることになるんじゃないかなあ。
コメント
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