しっぽなのうつうつ

<宇宙(そら)>に魅せられて・・・
お写真、勉強中♪

サンゴ草を見に行く旅 ①

2022-10-05 00:05:30 | つぶやき
2022年9月30日、私は旅に出た。
目的は、網走市近くの能取湖でサンゴ草を見る事。その日は夜勤明けで、自宅に戻ったのは午前10時半。それから2時間ほどの仮眠を取って身支度して、母の愚痴を聞いていたら午後1時半になってしまった。マップアプリで調べると、旭川から能取湖までは3時間15分ほどの行程になるから、午後5時頃の日没前の夕景に間に合わせるには結構ギリギリだ。

きちんとした食事をとる余裕はなく、車中で夜勤の夜食で残したパンやお茶を口にしながら、愛別から「旭川紋別自動車道」」に乗り、ひたすら東に向かって走り続けた。自動車道は遠軽が終点、そこから、佐呂間町を経由して常呂町を通過、能取湖「卯原内サンゴ草群落地」に到着するまでの間、つるべ落としの太陽がずっと気になっていた。

「道の駅 遠軽 森のオホーツク」でトイレタイムを取った以外は休みなしの運転で、お尻が超痛い!

無事目的地に到着すると、西日がサンゴ草を照らしていた。

しっぽなが映っています。(おじさん、じゃないよ笑)


ここはウミネコが飛来して、赤と白のコントラストが美しいのですが、なにせ、写真のうでが・・・ね 笑
飛び回るウミネコを撮るのは、手振れもあって、何枚とってもピントが合わない。そのうち暗くなってきて、その日のウミネコ撮影は諦めた。

今回の旅の予定は2泊3日。すべて車中泊の気ままな旅だ。
寝る場所を思案すると、トイレや就寝中の安心(一応女子なので・・・)を考慮すれば、道の駅が最適!となる。
網走市に向かい、「道の駅 流氷街道網走」でコンビニ弁当を食べていると、無性にお風呂に入りたくなってきた。
普段、夜勤明けの日は、家に戻るとすぐにシャワーを浴びてから仮眠して、夕方から家事を始めるのだけれど、今日はシャワーの時間を惜しんで直ぐにベッドに入ったので、夜勤の汗を流せていない。運転の疲れを取るためにも、お風呂屋さん♪を探すべき!
けれどネット検索すると、網走にスーパー銭湯のような施設はなく、小さな銭湯を一軒見つけた。少し考えて、もう一度検索。
すると、網走湖畔に温泉宿があり、日帰り入浴が出来るらしい。
「よし、行ってみよう!」

地図を見ると、網走市というのは、海と湖(能取湖、網走湖)に挟まれた土地なのだな、、、と、今気づいたりして。
国道39号、網走湖畔を南下すると、暗闇の中に輝くお宿が見えてきた。
「網走湖畔温泉 網走湖荘」ネーミング、そのまんまで分かりやすいね笑

結構大きなホテルで気が引けたけれど、恐る恐るフロントドアを開けると、中から従業員の年配の男性が低姿勢で迎えてくれた。
「あの・・・、お風呂だけ、いいですか?」
「日帰り入浴は、別の入り口から受け付けてます。建物の横から少し入ったところに駐車して、専用の入り口をご利用ください。」

言われるままに専用の玄関からお宿に入ると、お風呂はなかなかの広さで、しょっぱーい食塩泉でとても温まる。
入浴料は700円!「お得だな!」と思える良いお風呂でした。
御宿の詳細はこちら
今日は夜の暗闇でよく分からなかったけれど、日中なら湖畔の風景が美しく望める御宿でしょう。

汗を流し、体も温まり、夜勤と運転の疲れが一気に癒されたところで、車中泊の場所を再び思案。湖畔の宿の駐車場から空を見上げると星が見える!

「どこで星を撮ろうか?」
「そういえば、サンゴ草の群落地には公衆トイレがあったな。」

駐車場が完備されていて、トイレがあって、でも静かなところ・・・。
星空を撮って、車の中で寝て、日の出のサンゴ草の風景も撮れる・・・。

ということで、逆戻りの道をたどり、再び能取湖卯原内へと向かった。行ったり来たり・・・はいつもの事!!!

そして、湖畔の空は、星が綺麗だった。



ただ、水辺の湿気は半端なくて、すぐにカメラのレンズが曇ってしまう。ウミネコ狙い同様、星狙いも失敗撮影の連続だった。
でも、撮影をしている、という時間が、とても幸せ。

湿気はどんどん増して、着ているコートが濡れてくる。このままでは、カメラの内部もやられてしまいそうだと感じたところで、撮影は中止。
車中泊の準備を整えると0時を過ぎていた。疲れていたので直ぐに眠りについたけれど、早朝3時に自然と目が覚めた。

ブルーアワーの星空が撮れるかな?と期待して、撮影準備した。


そして、朝日がサンゴ草を染める・・・

設定もピントも、なんか上手くいかないな・・・でも太陽はあっという間に登ってしまった。



明るくなってくると、ウミネコがまた姿を現すけれど、やっぱり写真は難しい。ウミネコだけを狙うなら、いつまでもここでチャンスを待つけれど、今日は別に予定も立てている。
赤と白の景色はうまく捕らえられなかったけれど、いつかまた、出会える時も来るだろう。



そうして、能取湖を背にして、次に向かうは、常呂町の原生花園。

その日、道東方面は、この季節にしては記録的な暑さとなる・・・。
そんな準備、してないのに・・・。


つづく・・・

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